皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
点滴療法研究会・柳澤厚生会長のご指示により、私は点滴療法研究会のボードメンバーをお引き受けすることになりました。
会員の先生方はご存じのように、本会ボードメンバーでありました有馬征志先生が昨年11月に急逝されました。学会参加のため渡米中であった私は、有馬先生が主宰されるIAOMT Asiaの中心メンバーであるH先生から急報を受け、文字通り愕然とするほかありませんでした。
「現在の保険医療では、わが国の国民の健康を確保することは出来ない、そこに貢献することが出来る最先端の騎手は歯科である」
という認識は、有馬先生と私のコンセンサスであったと思っています。
どちらかといえば寡黙な有馬先生は外部に対して目立ったアピールをする方ではありませんでしたが、その行動、実践、そして将来のビジョンは本当に尊敬に値するものであったと思います。
以前、有馬先生のレクチャーを受けたあとに私は柳澤会長に「有馬先生のマネはとても出来ません」と呟いたことがあります。その時、会長が私にかけてくれた言葉は今でも忘れることが出来ません。
「有馬先生と同じことをする必要はない、先生が得意なことで貢献してください」
そこで吹っ切れた自分がいました。自分が出来ることに邁進すればいいのだと。
私の行動や発言を煩わしいと感じる方も恐らくいらっしゃることでしょう。ですが私にもう迷いはありませんので、これからも自分の信念に従って実践していくつもりです。「少し手伝ってあげてもいいかな」と思われる方がいらっしゃいましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
2カ月に一度、会員向けにコラムを配信致します。第一回は4月末の予定です。ご要望がありましたらどうぞお知らせ下さい。よろしくお願い申し上げます。
★待望のA4M Japanが来年開催決定。実行委員を務めます。
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