皆様こんにちは。
栄養を科学する抗加齢歯科医
森永宏喜です。
ビタミンDは血中カルシウム濃度の
調整などの古典的な役割に加えて、
近年は免疫機能・血糖調節・がん予防
などへの幅広い関与が注目されて
きています。
ビタミンDはビタミンAなどとともに
作用部位(レセプターの存在部位)が
核内にあり、遺伝子の発現(読み出し)
に関わっているためです。
これまでも大腸がんなど、特定のがんに
対する抑制効果は確認されていました
が、最近発表された研究では多種類の
ガンに対する予防効果が確認された
とのことです。
2000人以上の女性を調査した結果で、
乳がんその他の多くのがん発生率と、
それに伴う死亡が血中の25OHビタミンD
【25(OH)D】濃度に関係していることが
分かりました。
がんの発生率は40ng/mlの場合、
20ng/ml以下の場合と67%も低下
したとのことです。
この研究では25(OH)Dの摂取方法は
限定していません。日光を浴びて
体内合成でも、食事から摂取しても、
サプリメントでもOKということですが、
40ng/mlというのはサプリを使わない
となかなか難しい数値ではあります。
血中25(OH)D濃度の測定はこれまでも
重要視されていましたが、「がん予防」
というメジャーなキーワードでもくくる
ことが出来るようになりそうです。
☆検査で「異常なし」なのに、
あなたはなぜ不調なのか?
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