Toothbrush Aid熊本 始動しました | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

皆様こんにちは。
栄養を科学する抗加齢歯科医
森永宏喜です。

 

今回の熊本地震はまだ余震が収束ぜず、4月17日現在、19万人以上の方が避難生活を送っているとのことです。

5年前、東日本大震災の時にも一緒に支援活動をした「Toothbrush Aid」の活動に、今回も参加し行動を開始しました。

 


大組織の支援といちばん違うところは、被災地の最前線で実際に支援活動をしている歯科医師や衛生士さんたち直接のネットワークを築いているところで、行政では到底不可能な直接支援をしていることです。

 

歯科・口腔の専門家としていま取り組まなければいけないことは

 

・良質な歯ブラシを届ける

「東日本」の例では、行政から配布される歯ブラシはホテルなどで使用される使い捨てに近い、固くて粗悪なものばかりで、避難所の角に山積みになっている例がみられました。歯科医院専売品の良質な歯ブラシ、そして乳歯用や小児用などヘッドのコンパクトなもの、歯周病の方向け毛先の軟らかいものなど、個人個人に必要とされるものを専門家が手渡ししてもらっています。また、水が十分に行き届いていないところへは、個別包装された薬用マウスウォッシュをお送りしています。

 

・子どもたちの虫歯を防ぐこと
避難所に行ったことのある方なら、菓子パンやお菓子、甘いジュース類があふれていることに気づかれたでしょう。生きるためのエネルギー補給としては止むを得ない時期ではありますが、少なくとも小児用の歯ブラシをきちんと供給する必要があります。現地ではいま、圧倒的に不足していて多くの要望が寄せられています。

 

・誤嚥性肺炎を防ぐこと

どんどん劣悪となる衛生環境で、老人の方々の誤嚥性肺炎も大変危惧されることです。阪神大震災の時は、多くの方がお亡くなりになられた震災関連死、いわば『二次災害』です。これを防止するには歯磨きに加えて「義歯を清潔に保つこと」がとても重要になります。義歯用ブラシや洗浄剤のニーズはこれからますます高まります。

 

そして専門家集団である私たちは物資だけでなく、どうして今それが必要なのかの啓発の声も届けています。

歯周病と全身疾患
子供たちの避難生活における虫歯予防
誤嚥性肺炎予防啓発パンフ
できるだけ少ないお水ではみがきをする方法

(ご自由に印刷してご使用ください)


このプロジェクトは賛同していただけるどなたでも参加していただくことができます。

過去の活動実績などはこちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/toothbrush_aid/