ミュータンス菌のトピック と転倒・骨折 | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

皆様こんにちは。
栄養を科学する抗加齢歯科医
森永宏喜です。

糖質制限系で最近テレビ出演等が
続きブレイク中の管理栄養士・
麻生れいみさんがアメブロ公式
サイトで歯科の話題を取り上げて
くれました。

先日のTBS出演直後にはアクセス数
が5万(!)にも達したという
大人気のブログです。
管理栄養士・麻生れいみオフィシャルブログ


最近歯科関係者の間でも話題になっている
ミュータンス菌が脳出血に関与」という記事。

記事の中で麻生さんは「歯の数と転倒リスク」
についても触れていますのでちょっと
補足しましょう。

健康寿命を脅かす大きな原因の一つに
「転倒による大腿骨頚部骨折」があります。
これが原因で引きこもりや寝たきりに
なるリスクがグッと高まるのです。
これに関して興味深いデータをお示しします。

☆歯数と大腿骨頸部骨折との関係
 9,992 人の 50 歳以上(平均 61.1歳)の
男性歯科医師を平均 6.0 年間追跡。
親知らずを除いて失った歯の本数が14 本
を超えると、大腿骨頸部骨折のリスクが
4.1倍に、歯が一本もないと4.5倍に
高まることが明らかになった.
また、歯を 1 本失うごとに同骨折の
リスクが 1.06倍高まることが明らかに。

歯の一本いっぽんが、健康な人生に本当に
深くかかわるんですね。

専門家の先生方は原典をあたって
みて下さい(^_-)-☆
Wakai  K,  Naito  M et al;Tooth  loss  and  risk  of hip  fracture:  a  prospective  study  of  male Japanese  dentists.  Community  Dent  Oral Epidemiol 2013; 41: 48-54. 

☆歯科とアンチエイジングの
意外な関係について知りたい
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