贅沢な悩み | もりもりおばさんのアメリカンライフ

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趣味の家庭菜園、南カリフォルニアの日本人家庭菜園愛好家のトマトの会、ペットのワンコ、手作りなど好きなことを日記がわりに書いています。日本語の読み書きを忘れない様にと始めたブログですが、私にしては長続きして10年以上。

いつからだろう、仕事が自分の生活の中心になってしまったのは。


昔は2足3足のわらじを履いていたのにね。

一つの仕事じゃシングルママはやって行かれないからとサイドビジネスしたり、出世したいから大学院に行って勉強したり、編み物クラブに、スピーチクラブ、庭仕事も頑張って家庭菜園の会も参加したり、子育てで一喜一憂、バレエママとして他のお母さん方とのお付き合いやコンクール回りなどなど、忙しくも充実した日々で、仕事は生活の一部だったのよねえ。

子供達も成人して独立したから、もっと時間が出来て自由な時間も増えたはずなんですけどねえ。


先日久々のスピード裁縫の事を書いたけれど、仕事以外のことに夢中になって、あまりやり過ぎると仕事に支障が出るからって考えちゃう。

100%仕事を中心に考える様になってるのは歳のせいかしら。経験は積んできているけれど、速度や新しいものを学ぶ速さは確実に落ちているしね。でもね、仕事が中心の生活って怖いですよね。引退したら廃人になりそうで。まあこんな考えようによっては贅沢な悩みなんですが、うーん煮詰まってるって感じ。


そんな時にXの投稿から見つけたのが、精神科医Tomy先生の「ほどほど力」って本。アマゾン様とKindle様のおかげでアメリカからでも日本の本がさっと買えて読めてありがたい事だわ。

先生は「余白」を設ける事が大事と書かれています。私は「余白」が怖い人なのよね。先生は余白の作り方を色々と紹介してくださっているので、私にも出来るものはないかと模索中。

昔はね(またでた)本は手に入れたらその日のうちに寝ないでも読み終える人だったんですよ。読書は趣味だったし。今回は1日に数ページづつ読んでいます。

今日読んだ箇所は今私が煮詰まっている事を指摘された感じ。仕事を100%でしてしまうと、他の要素が0%になるって当たり前の事なんだけれど。そう言う時って視野が狭くなっていると先生はおっしゃっています。仕事やプライベートや健康管理などの要素を含んでトータルを100%にしようと考えましょうと。一人の人のエネルギーは決まっているから頑張っても200%にはならないと。ごもっともです。


考えたら色々としていた時は生涯現役で働きたかったのに、今はいつ引退しようか、でも引退したら経済的にも精神的にも不安だわと考えてしまって仕事にしがみついている状態。先生に言わせるとゴールの無いマラソンを突っ走っているのよね。


自分の人生だから、変えられるものなら変えていきたいなあと考える今日この頃。