りさーちゃーのたまご -9ページ目

りさーちゃーのたまご

研究者になり損ねた社会人のつれづれ日記です。へっぽこソフトしかかけないけど、社会人研究職を目指します。
適当なソフト、語学(英語、中国語)、マラソン、旅行、ときどき小言。

【はじめに】
サーバに保存したあるメディアを、CentOS君から直接楽チンに再生できないかと思っていました。できればISOファイルもめんどくさいことせずに再生したいなぁと。そんな私の願いをかなえてくれるのはVLC Media Player のようです。私が気に入った特長は次の通りです。
・コーデックのインストールが不要
・ISOファイルもそのまま再生できる(マウントしなくてもよい)

正直、Linux ならマウントはそんなに手間ではありませんが、まぁアンマウントとかめんどくさいし、何より面倒な設定は極力避けたいのでこれでいいです。

【VLC Media Player のインストール】
リポジトリを追加してからインストールする必要がありました。
→ IT分かり隊-CentOS 6.3で動画を見る(VLC)
ついでですが、GUIからインストールする超簡単に入れられるようです。
→ Linux PC World-VLC Media Player - ビデオ動画をみる

【VLC Media Player で再生する】
さて、どうやらVLC Media Player はセキュリティの観点からroot アカウントで実行できません(Chrome も同様のようです。)。初めはこれが分からずまたハマりました。
→ VineLinux パフォーマンスアッププロジェクト-VLC media playerを使ってみよう!
これまでrootでいろいろ出来るようにガシャガシャ組んでいたので、通常ユーザ側に合わせて諸々の設定をやりなおしました。

さ、一般ユーザでログインし直して、今度こそ再生できました。が、音が出ません。サーバPCからHDMI 経由で自宅のテレビくんにつないでいたのですが、動画だけが虚しく再生されます。
オーディオの出力設定をHDMI に合わせれば即解消しました。
→ Ayasi-108のホームページ-CentOS 6.2 をテレビに接続

全画面表示でシークバーを表示させたくない場合は、全画面表示後画面をダブルクリックするとOK。
→ gorogoronyan FC2-動画ソフト VLCメディアプレーヤー

【終わりに】
これでサーバに収めた動画ファイルを、いつでも手軽に我が家のテレビで見られるようになりました。動作もサックサクで満足です。実は、VLC の前にKaffeine というソフトも試みたのですが、色々あってやめました。VLC の方が手軽でいい感じです。

【はじめに】
 スマホやタブレットでメディアに接続できるようにします。嫁が「iPhoneの容量がいっぱいなんだけどどうしよう」とか言うので、こいつはちょうど良いと思いやってみました。今回も色々試行錯誤して発狂しかけたこともありましたが(笑)、結果としては下記の順番でやればよかろうと思います。
1.Webサーバ構築(Apache)
2.データベースサーバ構築(MySQL)
3.メディアサーバ構築(MediaTomb)
4.iPhone, iPad にクライアントアプリを導入

【1.Webサーバ構築(Apache)】
 メディアサーバと何の関係があるんだと思うでしょう。別にブラウザでメディアをストリーミングするわけではありません。肝心のMediaTombの設定画面がブラウザ(http)でアクセスする必要があることを、MediaTombをインストールした後に気が付きました。うー。
 さて、ではApacheを入れてしまいます。世にサイトはあふれているのでどれでも参考になります。
 → CentOSサーバー構築マニュアル-Apache2のインストール
 
 上記Webサイトで最後にブラウザによる動作確認をしていますが、まずはローカルで "http://192.168.xxx.xxx/"(192.168.xxx.xxxはサーバPCのIP)などと自分のIPをアドレスバーに入力して、htmlファイルが開けることを確認しました。その後、ネットワーク経由で同じアドレスを入力して確認します。応答が無い場合はファイアウォールでポート80(tcp)を解放します。
 → 自宅サーバでやってみる-iptables設定をしてみた
 
 表示されればApacheの導入は終了です。

【2.データベースサーバ構築(MySQL)】
 お次はデータベースです。MediaTombを使うために必要です。ここは極めて平和に終わりました。
 →  CentOSで自宅サーバー構築-データベースサーバー構築(MySQL)

【3.メディアサーバ構築(MediaTomb)】
 ここも構築自体は苦労はしないです。むしろブラウザの設定画面が表れたときにどう設定すればいいのかが分からなかったのがネックでした笑。普通にsudo apt-get でも良いのでしょうか、勉強と思ってRPMでインストールしてみました。
 → CentOSで自宅サーバー構築-DLNAサーバー構築(MediaTomb)
 ちなみにDLNAとは、Digital Living Network Allianceの略で、自宅の家電や情報端末をLANでつないでやりとりするためのガイドラインだそうです。
 → AllAbout-5分でよく分かる?DLNAとは?

 次は共有するファイルの設定です。構築時には設定ファイル等で一切関わりが無かったので「はて?」と思っていたのですが、これはブラウザで行う必要があります。そして、ブラウザで設定を行う前にポート50500(tcp) を解放します。これをしないと設定画面を開けません。
 ついでに、ポート1900(udp) を解放しておきます。これは、後ほどクライアントアプリ側でサーバ検知する際に、サーバからのブロードキャストを有効にするためです。(ここで相当はまりました。。。)
 → CentOSでホームサーバを作ろう-MediaTombを使ってDLNAサーバを構築する(EPELから導入編) 

 さて、これでようやく設定が出来ます。 どこからでもいいのですが、私はクライアントPCから"http://192.168.xxx.xxx:50500/"にアクセスしました。左上に[Database | Filesystem]と並んでいるボタンがあります。このFilesystemをクリックすると、サーバのディレクトリツリーが出てきます。あとは、DLNAで共有させたいファイルが入ったフォルダを展開して、右上の「+」ボタンをクリックしていけばよいみたいです。反映状況はDatabaseのボタンをクリックすると確認できます。
 → 悠々日記-UbuntuをMedia Tombでマルチメディアサーバーに

【4.iPhone, iPad にクライアントアプリを導入】
 我が家はiPhone, iPad一家なので、その辺の話しかしません笑。色々調べて使ってみた結果、以下の理由からMedia Link Player Liteを使うことにしました。
・無料。
・iPhone, iPad両端末のアプリがある。
・ユーザーインタフェースがシンプル。
・読み込みが速い。
・画像の一覧表示機能がある。

 アプリをインストールして起動をすればサーバ一覧に"MediaTomb"が表れるはずです。ここで表れない場合はiptablesでポート1900(udp) が解放されていないのかもしれません。私はこれで相当悩みました。

【終わりに】
 Linuxサーバ構築のサイトを参考にすると、とっくの昔に終わらせてしまっているちょっとした設定が省略されている可能性があります。それがネックで動かない、なんてことがしょっちゅうですね。そのため色々な情報収集が必要になりますが、結構鍛えられますね。
 というわけで、嫁の携帯の写真データを一気にサーバに上げてアプリで見られるようにセットアップしたら、おかげさまで大満足のようで。うまくいかなくて悶々とする時間もありましたが、まぁ良かったということにします。
夢追い
 6.社会人期 -回顧-
 7.まとめ -自己実現とは-

昔を振り返ると、とかく凝り性だった点だけは共通しているようである。ロボットやりたい!の思いは常に持っていた。

【幼少期】
 物心付いたときからロボットに憧れを抱いていた。ドラえもんが大好きで、家事を手伝うロボットを自分の手で開発したいと言う夢を抱いていた。

【小学校】
 何かを作ったり組み立てたりするのが好きで、小学生でわけも分からず電子工作通信講座を始めていた。特に理解をしていたわけではないが、作ったものが電気で動くことが楽しかった。その証拠に小学校の卒業文集では、ロボット博士になるのが夢と書いてあり、今となってはありゃりゃ、という感じである。

【中学校】
 中学では部活のテニスにはまった時期はあったが、あまり上達はしなかった。一方勉強は嫌いじゃなかった。決して頭は良くなかったが、テストの前は一種のゲーム感覚で勉強を楽しんでいたと思う。勉強しても結果に出ないコスパの悪さはこの時から発揮していた。

【高校】
 高校時代は私の今の人となりのを形成する決定的に重要な期間であった。無駄な忍耐力はこの辺りから鍛えられたと思う。
 当時の環境は、1日8-9時限授業、土曜日と長期休みも毎日授業で休日も宿題まみれ、勉強合宿、部活・恋愛禁止など、地元ではブラックな進学校で有名だった。それを知りながら自分で選んだ道なのだから特に後悔は無かったが、あれほど自由を束縛された期間は無かろう。
 また、極めて優秀な同級生に囲まれ、挫折も多く経験した。悔しさで涙を流すほど辛い時期を過ごしたこともあったが、それを糧に勉強はした。知見を得ることは嫌いではなかった。
 そして希望(正確にはワンランク落としたが、もうどうでもいい)の大学に合格したわけである。

【思ふ】
 さて、大学でロボットを学びたいと思った私は、地元の進学高校に入学し、地元の旧帝国大学の工学部に入学できた。これだけ聞くと聞こえ
は良いが、決して華やかな生活ではなかったわけである。私は苦労の一つもを知らずに人生歩んできたと思っている人は少なからずいるわけで、結構嫌味も言われたこともある。
 しかし、私は高校入学当時はクラスでも下の方であったし、世の同世代の高校生がやれ彼女だやれ合コンだなどと楽しそうな高校青春時代を過ごすのを横目に、歯を食いしばって勉強して、努力をして辛い思いをいっぱいして何とか這い上がったという経緯があるのを完全に無視される。結果だけ見られて何故か他人からきついことを言われてしまうわけである。
 それに対し、私はこんだけやったんだぞ、などと言うの聞くのは如何に不毛なことで、それが周りに不快を与えるということも理解しているので、黙ってその話を聞き苦虫を潰すような思いをする。これが一番辛かった。
 別に私に限った話ではない。私なんかよりも辛い思いをして這い上がった人もいよう。そういう人たちが正しく理解され評価されるわけではないのが社会の理不尽である。それは分かっている。

 結論が出なそうなのでこの辺でやめておこう。ここはSNSではなく、個人のブログ。少々お許し願う。
 要はロボットをやりたいという夢と悔しさをばねに18歳まで生きたのですね、ということです。大学に入ってこの志はもろくも崩れるのである。それは次回述べることにする。