昨夜はサマーナイトでジャズ&ブルース | KOBUJIMEの味わいたいむ

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昨夜は

富山のジャズベーシストであり

富山シティエフエムで「ジャズ・シティ」

という番組を25年以上続けていらしゃる

岡本さん(写真左)にご連絡をいただいていた

ジャズライブを観てきました。

 

場所は

富山市中央通り「サマーナイト」。

コロナ前までは超メジャー級の方々も

たくさん演奏しにきていた老舗のライブハウス。

100人くらいは入るかな。

 

岡本さんは優れたジャズベーシストですが、

自分で企画されている素晴らしいライブも多く、

もはや音楽プロデューサーのようなご活躍です。

 

岡本さん以外

全く知らない方ばかりだったので、

何の先入観もなかったのですが、

オープニングからブギのノリノリな演奏。

 

てっきりオーソドックスな

スタンダードジャズ中心なのかな

と思っていましたが、

実に楽しい演奏と歌が続きます。

僕の大好きなジプシー系アレンジの

ジャズなどもあり、

素晴らしい演奏でした。

 

根本にブルースがあるので、

アレンジが濃厚で

かつオシャレなんですよね。

ベース、アコギ、ドラムが

富山で有名な「ねずみ兄弟」と言われる

鼠年で結成されたユニットらしいです。

アコギ2本編成というのが

アレンジのオシャレ感を醸し出しているのだと思いました。

リードギターにチョーキングなども入るので、

ブルースのエッセンスが入っています。

 

真ん中の2人が今回のゲストで

北海道を中心に活躍されている

フライヤーに掲載されているお二人。

日本の男性ジャズボーカルは少ないので、

久しぶりに新鮮でした。

すいぶん前ですが、

青山ブルーノートで聴いた「TOKU」さんと

銀座山はホールで聴いた「小林圭」さんくらいしか

記憶にありません。

 

 

途中で

岡本さんのベースと奥野さんのサックスで

「サマータイム」のインタープレイ演奏。

互いの呼吸を図りながらの即興演奏ですが、

熟練のジャズプレーヤーの

唯一、その場限りのクリエイティブな魂が

会場に広がりました。

 

後半はバンド編成も変わり、ブルース。

これは真骨頂です。

学生時代からのオリジナル曲もありましたが、

どれも個性的、ユニークで

かつ演奏、アレンジも素晴らしいと思いました。

ドラムの方と、

岡本さんから代わったエレキベースの方、

何気に素晴らしい演奏でした。

 

僕自身は演奏できないジャンルなのですが、

僕の持っているCDやiPodに入っている音楽は

半分以上ジャズ。

ジャズ、ブルースは日本の昭和の流行歌にも影響を与えた

素晴らしいジャンルなので、大好きです。

 

全く先入観なく聴きに行って

大変に満足のいくライブ演奏でした。

こういうのは(儲かったなぁ〜)と思います。