4月6日に陸上自衛隊の隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故がありました。
既に数名の死亡が確認されているということで大変心苦しく思います。
お悔やみ申し上げます。
最近の情勢では、南西諸島周辺での中国の活動の激化や台湾有事なども危機感が高めっている中で、今回の事故では代8師団長をのせたヘリが墜落ということで、中国の介入があったのではないかと心配になる方も多いのではないかと思いましたのでそのあたりについて見解を述べさせてもらえればと思います。
私は陸上自衛隊で勤務していました。ヘリには何度も乗ったことがありますが、今回墜落した型には乗ったことがないのと、主は陸での作戦遂行ですので、ヘリの詳しいことは他の経験者の話も参考に少しだけにしたいと思います。
結論から述べると、私は中国からの何らかの攻撃(ミサイル攻撃、ドローン、狙撃、電磁波攻撃など)の可能性はゼロだと思います。
なぜそう思うのかの理由についていくつか話すと、
中国がもし日本領空内、さらにはほぼ領土内の航空機を撃墜するということはとんでもない国際問題に発展してしまいます。
習近平としてもウクライナに一方的に侵略したロシアの行方を見てからでなければ、大きな国際問題を起こそうとはしないのではないかと思うからです。
仮に、中国国家の意図と関係なく宮古島周辺にいた中国軍が独自に行動を起こしたとしても、日本も厳格に警戒をして中国軍艦の動向は関ししているので、その目をくぐって宮古島上空のヘリを落とすのは至難の業だと思うからです。
ではなぜ救難信号や救命ボートを展開させなかったのかは、おそらくその余裕がない状態の事故だったのではないかと思います。
今回の視察は低高度で飛行して島の地形を見ていたと思われます。師団長も就任直後で、日本防衛の重要拠点である島の地形や状況は隅々まで把握したかったのではないか、そうなると低空飛行になり、またパイロットへの精神的負担も大きくなったと思います。
その状態で突発的に期待の姿勢、制御ができなくなったとしたら、救難信号やボートを展開する余裕もなく海にたたきつけられることになり、ヘリに閉じ込められた隊員は健全に脱出することは困難だと思われます。
ヘリは車の事故に比べればはるかに事故率は低いですが、それでも予測不能な事故が起こることがあるそうです。
一刻も早く10人全員が発見されることを祈ります。
ここからは今後にに対する見解です。
やはり中国軍の活動は日本にとって今後さらに苦しい状況へと発展していく可能性は大きいと思います。
台湾有事がおきればいよいよ、米国と中国の激しい衝突へも発展していきます。
そうならないためにも、ロシアのプーチン独裁者の侵略戦争を国際社会が許さないことがまず大事ではないかと、ロシアが今戦争に勝利して、侵略が正当化されるようなことがあっては、世界の独裁国家の背中を押すようなものですから、何としても食い止めなければなりません。
そして日本は防衛力を強化しつつ、教育産業に力を入れていくべきだと思います。
人が戦争を起こし、人と人が深く分かり合えないのは、正しい教育がないからです。
何を理解すれば理解したと言い切ることができるのか、過去の経験や知識とつながった理解や、抽象的信念、信仰の理解によってせんそうがおきますから、理解の最小単位を理解できる教育からすべての学問を始められる、世界の仕組みや人間の仕組みを理解してその外から考えを始められるのが私が学んでいる認識技術nTechです。これを世界のスタンダード教育としていく教育による戦争。愛の戦争へと人類ステージを進化させれたらとおもいます。