2023年1月12日(木)の「なんぶ生き物探検隊」特別企画〜里山移動博物館 in キナル〜のレポ | 「南部町のK原さん」第2部屋

「南部町のK原さん」第2部屋

こちらは
じげ風呂「南部町のK原さん」の引き継ぎ部屋です。
主に鳥取県南部町の生き物情報を中心とした
仕事&趣味&日記の発信場所となっております。
PCビューをお勧めします。
since 2017.12.11

 

※本記事は、後日実際の開催日の

日取りに投稿時間を引っ越す予定です。

→引っ越しました!

 

 

2024年1月4日(木)00:39am投稿時間から

2023年1月12日(木)23:23投稿へ引っ越し!

(作業日2024年1月6日(土)16:22)

 

 

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各種事後報告記事を作るゆとりが

ほとんど得られないまま

2024年になってしまいました。

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

 

本記事は、

2024年1月11日(木)に

開催予定の同イベント、

 

「なんぶ生き物探検隊」特別企画

〜 里山移動博物館 in キナル 〜 の

 

サポートスタッフメンバーさんに

過去企画のイベントイメージを

共有して頂くために

他の記事よりも先に作成いたしました。

 

当日、参加ご希望の方にも

参考情報になればと思います。

(画像20枚の長文レポです〜)

 

 

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毎月第2第4木曜日の

夕方4時から開催している

「なんぶ生き物探検隊」では

 

2023年1月の第2木曜に

初めて冬季対策室内企画として

里山移動博物館を実施いたしました。

 

サポートメンバーに

ゆりっぺちゃん(娘)

kanegonくん

イマタさん

野口さん

田なかさん

においで頂き、

我が家の大量の飼育生物と資料を

運んでもらいました〜。

 

 

これが搬入前の物品。

 

プラス大きな青い野菜桶やタライが

加わります。

 

なんとか1時間かけて

会場設営。

 

 

田なかさんがイラストを描いてくださり

入場口のご案内もわかりやすくなりました!

 

 

これまでの移動博物館は

ほとんどが外部受注で

保育園さんや学童保育さんなどで

出張スタイルの公開が多かったのですが

もりまきフィールドネットワーク100%主催は

今回が初めてです。

 

会場は、キナルなんぶの

多目的ホールで、

広々とスペースを使うことができました。

 

 

<種名がわかる生き物ぬいぐるみコーナー>

 

家族友人知人からプレゼントしてもらったもの、

オオサンショウウオ大会で買い集めた物、

40年以上まえに実家にあったものなどなど

なんという生き物かわかるデザインのぬいぐるみを

教材として活用しています。

 

 

<アメリカザリガニタッチコーナー>

 

条件付特定外来生物なので逸脱しないように

スタッフの見守り下で指導しています。

普段の飼育環境も脱走防止策を施しています。

 

 

 

<雷魚コーナー/かムルチー>

 

美味しく食べられる大きな淡水魚です。

外来種で在来の水生生物に大きな脅威となっています。

(噛み付く恐れがあるので、見る時だけ金網の蓋を

 外してスタッフの指導下で観察します)

 

 

 

<会場の様子>

 

放課後、小学校から直接立ち寄る児童さんも

多数おいででした。

 

 

<オオサンショウウオコーナー>

 

西日本各地で開催された

「日本オオサンショウウオの会」の地方大会先で

買い集めたハンザキコレクションも一挙公開!

 

 

<鳥の羽標本作成体験コーナー>

 

自分で好きな鳥の羽を選んでラベルをつけて

パッキングします。

 

アオゲラ、コジュケイ、オオコノハズク、オカメインコ

ソウシチョウなどなど

よりどりみどり!

 

 

<生き物ラベルのお酒コーナー>

 

南部町に生息している野鳥や哺乳類がデザインに使われている

お酒の瓶をずらっと並べています。

ヤマセミ、ジョウビタキ、サンコウチョウなど、

地元の日本酒もコレクション。

 

カワセミだけでもこんなにあります!

 

 

<飼育ケース生体展示コーナー>

 

南部町内で見つかった

絶滅危惧種や特筆すべき水生生物を個別展示。

 

 

2022年10月13日の「なんぶ生き物探検隊」で

町内で初めて見つかったミナミテナガエビ。

胸の横に3本の筋が見えるのが特徴です。

 

町内の方が発見された青いアマガエルも
普通の緑のアマガエルと一緒に見て頂きました。

 

 

環境省準絶滅危惧のアカハライモリさん。

これが普通にいる場所は

もはや贅沢な環境です。

他にも、ニホンイシガメや

サンインサンショウウオ幼体などを

見て頂きました。

(両生類は普段は、

 苔やお風呂などを備えている広い飼育ケースで

 管理しています)

 

 

<中央野菜桶コーナー>

 

実際に足の数やハサミの本数を見てもらったり、

在来種のカメと外来種のカメの区別ができるか

挑戦してもらったりと

本物を見ながら観察力を養うコーナーです。

 

 

<木の実コーナー>

 

倉吉市のO西さんより寄贈。

10種類以上のどんぐりや木の実がてんこ盛り。

手を箱の中に深く入れると

とっても気持ちいい感触を楽しめます。

(小さいお子さんは誤嚥注意なので大人の付き添い必要)

 

 

<ヘビコーナー>

 

苦手な方はスルーで!

 

南部町産のヘビ類の液浸標本や抜け殻を展示。

特にシロマダラは地元の方からの提供が
多い標本です。

 

 

<ブッポウソウコーナー>

 

南部町の「町の鳥」ブッポウソウのコーナー。

「なんぶふれあい館」では見られない

資料もあります。

 

 

 

<箸袋コレクションコーナー>

 

主に生き物デザインがほどこされた箸袋を展示。

「箸袋趣味の会」の会長さんからも

数多く寄贈していただきました。

 

 

他、

クイズラリー&ポストカードプレゼントや

ニホンヒキガエルお触りコーナー、

水路の生き物コーナー、

キクメハシリグモコーナー、

南部町に海はないけどウニコーナー、

コウモリ標本コーナー、

スッポンの骨お触りコーナー、

毛皮お触りコーナーなどなど

この機会に教材として活用できるものを

ひとしきり出させて頂きました。

 

 

 

15:00〜17:00という

2時間だけの特別企画でしたが

もう少し長い方がいいかもと

2024年は

14:00〜17:00の

3時間に延長し、

若干のアディショナルタイムも視野に入れて

撤収時間に間に合えばと思います。

 

 

入場料がかかる企画になり

心苦しいところですが、

将来的には、行政や企業とのタイアップが

できればと思います。

 

 

生き物たちへのダメージが

極力小さくなるように

ガイドが指導・声かけをいたします。

 

 

親善大使としての

身近な生き物たちを通して

野生生物を見つめる解像度が

よりクリアになることを願って

2回目も準備したいと思います。

 

 

以上、長くなりましたが

2023年1月の移動博物館レポートでした。