みなさん、おはようございます。
元フットサル日本代表の北原亘です。
このブログでは、
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今回のテーマは【イソップ逸話から学ぶ目的とは】
前回のブログでは、【目的】と【目標】の違いについて考察しました。
そこで今回は目標が同じでも、目的が違うだけで同じ事をしていても全く取り組み方が変わることを、有名なイソップ逸話【3人のレンガ職人】の話から紐解いていきたいと思います。←ネットで調べているのですが、この話はイソップ逸話にはないというご意見も多数あるので、もしかしたら創作の話かもしれません。
それでは、まずは【3人のレンガ職人】の話からどうぞ。
■3人のレンガ職人
昔むかし、ある旅人が暑い夏の日に街はずれの道を歩いていると、1人の男に会いました。
その男はとても難しそうな顔をして、淡々とレンガを積んでいます。
旅人はその男にこう尋ねました。
『あなたはここで何をしているのですか?』
そうすると、その男は怪訝そうな顔でこう答えます。
『見れば分かるだろ。レンガを積んでいるんだよ。
夏の暑い日も、凍えるような真冬も、雨が降っても、台風が来ても毎日毎日1日中レンガ積みさ。
なんでオレはこんな事をしないといけないんだろう・・・ついてない』
この言葉を聞いて旅人は『大変ですね。』と一言だけ残してその場を立ち去りました。
しばらく歩いていると、今度は一生懸命レンガ積みをしている男に出会いました。
旅人はさっきの男に尋ねたのと同じように、こう尋ねました。
『あなたはここで何をしているのですか?』
すると男はこう答えます。
『オレはここで大きなレンガの壁を作っているんだ。
この壁を作る事がオレの仕事なんだよ。』
そう聞くと旅人はまた同じように『大変ですね。』と声をかけました。
すると男はさらにこう答えます。
『大変だなんて、とんでもない。
オレはこの仕事のおかげで家族を養えているんだ。ありがたい限りだよ。
こんな恵まれた状況を大変だなんて言ってたら、バチが当たるよ。』
旅人は『そうですか、頑張ってください』と声をかけて、また歩き始めました。
しばらく歩くと、さらにもう1人レンガ積みをしている男に出会いました。
ここまできたら旅人も聞くしかないので、また同じ質問をしてみました。
『あなたはここで何をしているのですか?』
そう聞かれると男は嬉しそうな顔をしてこう答えます。
『あぁオレがやっていることか?
実は大聖堂を作っているんだよ。
きっと歴史を変えるスゴイ事に携わっている。』
そう聞くと、旅人はまた同じように『大変ですね。』と声をかけます。
『大変だなんてこれっぽっちも思っちゃいないさ。
この大聖堂が完成したら、何人もの人が救われるんだよ。
こんな素晴らしい事に関われてオレは幸せ者さ。』
旅人は男にお礼の言葉を残して元気いっぱいに歩き始めました。
皆さん如何だったでしょうか?
非常に有名な話なので、聞いた事がある方も大勢いらっしゃるかと思います。
この話では、レンガを積む3人の職人が出てくるのですが、もしかしたらそれぞれ目標は一緒かもしれません。
建造物(2人目は壁と言っていますが)を作るという長期目標、1日にレンガを何個積むかという短期目標。
もちろん差異はあれど、3人とも一緒の可能性があります。
ただ、3人の職人の仕事をする目的は全く異なります。
■1人目の職人
『なんでオレはこんな事をしないといけないんだろう・・・ついてない』
★目的がない
■2人目の職人
『オレはこの仕事のおかげで家族を養えているんだ』
★目的は【家族を養う】
■3人目の職人
『この大聖堂が完成したら、何人もの人が救われるんだよ。
こんな素晴らしいことに関われてオレは幸せ者さ。』
★目的は【世の中への貢献】
1人目の職人は、仕事に対するプライドも目的も持てず、目標を達成する事にだけ注力している状態です。
2人目の職人は、お金を稼ぐ事が目的であり、もしかしたら他によりお金を稼ぐ手段があれば、そちらに意識が向くかもしれません。
3人目の職人は、人の役に立つという事が目的で、現在の仕事に対して誇りを持っている状態です。
皆さんはどの職人と仕事をしたいと思いますか?
正直答えはないとは思います。
私は3人目の職人と仕事を一緒にしたいと思いました。
きっと彼はこれからも【世の為、人の為】に働き続けるでしょう。
それがきっと彼自身の幸せに繋がっているはずだからです。
そして、多くの人間を巻き込み、多くの人間に幸せを与え続けると思います。
この逸話からは、自身の行動に対する目的が違えば、他の人とやっている事が例え同じだとしても取り組み方や影響力に差が出てくることを学ぶ事が出来ます。
私も3人目の職人の様に、関わる人に良い影響を与えられる存在になれるよう、これからも尽力します。
続く→
過去ブログ
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