社会的弱者への看護師らに感謝 | 閑話休題

 社会的弱者への看護師らに感謝

 今夫婦とも老人になってしまって、家事さえ行き届かず、その上私は障害者一級、要看護二級で、日常生活は順調とは行きにくい。昔は大家族主義で人手もあったが、昨今の核社会では遠方に住まいする子供に面倒を見てもらうのも困難で、流行の老人看護マンションもあるがやはり自宅で老後を済み続けたい。そうなると結局いろいろな訪問看護師にお世話にならざるを得ない。

 

 先ず家の掃除も行き届かなくなって、週一回家の掃除に来てもらっている。また私は複雑骨折で腰を痛め、歩行も困難で、整形の病院通いも出来無いので訪問マッサージ師に毎日来てもらっている。また家には寝たきり病人もあり、週何日か、施設に送り迎えで入浴等のお世話になっている。これらの方々の援助が無ければ老人ホーム行きだ。

 

 私が感心するのは、これら看護を引き受けて下さる方々は、みんな優しく、嫌な顔をせず、手を省かず、てきぱきと働いてもらっていることである。仕事とはいえ、人様の世話を立派に果たされる姿に、私は感謝している。家に来て頂いている方々はいい人ばかりである

 しかも支払うお金は障害者保護をうけ、自分の金銭負担は少額で済んでいる。治療費の大半は府・市から援助してもらっている。年金者の身になって初めて日本の医療・看護制度に感謝している。日本は年寄りにとっていい国だと思う。日本人でよかった。皆さん有難う。