所詮経営者目線の寝言 小室淑恵考察 | 長谷川哲の言いたい放題

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小室淑恵「山積する社会問題をタダで解決する、たったひとつの方法」 http://t.co/VDc2AGWjcn



肝心なことが語られていない。労働時間短縮を実現するために、唯一必要なことが。


それは残業なんかしなくても「食べていけれる」給料があること。ここをまず、なんとかしないと。


現実には、残業なしで「食える賃金」という前提条件がないと、労働者は嫌でも残業割増で増えるぶんが「生きていく上で必要」なので、長時間残業から抜け出すことは、残念ながら不可能である。


ましてや現在、円安や消費税増税の影響もあって、物価は上昇局面なのだから尚更、低賃金のもとでは、「残業」割増賃金は不可欠である。だから、低賃金前提では、労働時間短縮など、画餅に過ぎない。


当然に経営者とちゃんと賃金交渉できる労組なども必要になる。