ナニヲイマサラ 朝日新聞叩きを考える | 長谷川哲の言いたい放題

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日々思うがことを思うがままに書き連ねていくつもりです。

世間では、朝日新聞の「誤報」を巡っての朝日新聞叩きが右寄りのジャーナリズムから発信されているようだ。


正直、「ナニヲイマサラ」と思う。


1980年代、いわゆる平和行進と原水禁世界大会について、「朝日」は総評(当時)と原水禁側に著しく偏向した事実ではない「誤報」を撒き散らしていたとんでもない新聞なのだ。


高校時代の私は、当時、大学入試に小論文が大流行りしていたし、入試問題に「天声人語」が頻出だったこともあり、朝日新聞を読んでいた。

我が家には朝日新聞(と「赤旗」)があったし、私は、小論文の練習を兼ねて両紙に何度も投書していた。


だが朝日新聞は、投稿者の私の許諾なく、三重県内の平和活動家?なる人物に私の個人情報を開示した。

後日、朝日新聞から私の個人情報を提供された(本人談)自称平和活動家?なる人物が自宅に突然来た。彼は「読んでくれ」と一方的に書籍を置いていったのだが、著者・出版社は一見して過激派絡みのとんでもない書籍であり、書籍のお引き取り願うのに難渋したことがある。


以来、朝日新聞は、私にとっては読売・産経と「同程度」に「とんでもない新聞」という位置づけであり、昨今の「誤報」問題は、「やっぱりね」と朝日新聞のとんでもなさを再認識する結果となった。


正直、未だに朝日新聞がリベラルで良識的だと信じて疑わない「朝日信者」がいることのほうが、私は信じられない。


もちろん、一部週刊誌をはじめ、読売や産経の「朝日叩き」は異常である。


が、所詮朝日新聞も、読売や産経と似たり寄ったりのとんでもない新聞である……ということにそろそろ気づくべきではないだろうか?


朝日もまた、政府広報や原発企業の広告を載せる、いわゆる「原子力ムラ」の一員であることは覚えておきたい。


いわゆる原稿不掲載で騒ぎになった池上彰氏は、極めて「政府寄り」の「解説」をすることでも有名である。