声迷線の彷彿線 どこ行き? -80ページ目

kalm down




自然と視線がぶれる
光の点滅が速い
超光速で
過ぎ抜けて行く

危ないと
誰かが叫んだ
振り向いても
誰も見えない

とりあえず
逃げなくちゃ
逃げなくちゃ

このままだと
不安に
押し潰されてしまう

そして
息を潜め
眠りに身を任せるんだ

今すぐに
今すぐに

そうしなければ
おかしくなって
しまう…

しまう?
しまう?
しまう!















=。

一本の線を引く
馬鹿馬鹿しい程
真っ赤な線を

其処の果ては
恐らく真理
届く事の無い場所

嘘も本当も
笑みも涙も
哀しみも喜びも
怒りも嘆きも

畏れすら無い
世界の果て

全てが繋がる
全てが…

鏡の様に
視野の狭い
果て

僕には
行く事の出来ない所

線の向こう側の皆が
笑う

あぁ。

そう云う事ね





洛陽センチメンタル




真っ赤な夕刻に
少しレトロを感じ

僕は煙草を大きく
吐き出しながら

このエキセントリックな程

美しい光景に

センチメンタルな
面持ちで

大切だった人を

深く思い出す