ここまで機動戦士ガンダムSEEDは、富野由悠季前作∀ガンダムとVガンダムの「火の鳥渡来人史観継承性リメイク作品群」の性質を受け継いでいると書いて来ました。
その要旨は、火の鳥黎明編は卑弥呼を天照大神とし、その邪馬台国は朝鮮半島から征服して来た騎馬民族ニニギ＝神武天皇によって滅ぼされたという物で、∀ガンダムはその火の鳥の渡来人史観を翻案して作られた事実上のリメイクであり、SEEDもその影響を強く受けていると解説しました。
∀のディアナ・ソレルは卑弥呼であり、ギム・ギンガナム（キム・金官国）はスサノオ、ロラン・セアックは火の鳥黎明編では邪馬台国の潜入スパイであるグズリを渡来人にした物であると思っています。
三国志魏志倭人伝の狗邪韓国が後に発展して任那加羅になり、これが別名金官国であり金海市（キメ市）にあったとされています。実は真実はここは元から倭人の地であり九州や本州から進出した縄文人の基地※だったのですが、特に戦後にあろう事か「任那加羅（金官国）」こそが日本の天皇の発祥の地だと驚くべき捏造が唱えられました。その渡来人史観を受け継いだのが、∀のギム・ギンガナム＝キム・金官国というキャラであろうと思っています。そして重要な事はその金官国の英雄王が金首露王（キム・スロ）であり、これがSEEDのキラ・ヤマトのモデルであろうと思っています。
※それがだんだん韓人の比率が高くなって行く。
キラ・ヤマト＋アスラン・ザラ→キラ＋ザラ→キム・サラ→キム・スロ→キム・ヤマト
ギム・ギンガナム＝金・金官国→金官国の伝説的王、金首露王→キム・ヤマト
つづき
解明ヴェイガンのストライクフリーダムガンダム(SEEDキム・ヤマト３)
ここまでに書いて来た事と関連して、以前から自分の中で謎だった事も大体分かって来た部分があります。それがTBS反日北朝鮮賛美アニメ機動戦士ガンダムAGEのヴェイガンMSレギルスの「敵側ヴェイガンのストライクフリーダムガンダム問題」です。
まず簡単にAGEの事を解説すると、SEED００に続きTBSが子供向けアニメ作家を招聘して新作ガンダムを作るという事で期待したのですが、蓋を開けて見ると、北朝鮮は可哀そうな被害者で、拉致犯罪解決だとか北朝鮮の核ミサイルを批判する人々は心が歪んだ「ヴェイガン殲滅おじさん」であるという異常な親朝鮮思想で作られたド極左アニメでおおいに失望しました。中学生が拉致された事を解決しろと言ったら殲滅連呼になるのでしょうか？ 自分は本気でAGEを作った人間を軽蔑している。
ちなみにAGEでは最終回に何故か突然何の脈絡も無く「火の鳥」が出て来る。それまでに火の鳥対する言及だとかは一切無く、最終回に一瞬飛び出る。これは言うまでも無く手塚治虫火の鳥黎明編へのオマージュであろう。
AGEの作中の構図を解説すると、火星に移住した人間の変異種がヴェイガンで、それが地球に侵攻して来て撃退するのが主人公のガンダムという昔のSFアニメみたいな構図なのですが、言うまでも無くヴェイガンは北朝鮮であり火星への移住は北朝鮮への帰還事業の暗喩だと思っています。で、主人公のヴェイガン殲滅おじさんは左翼から見たネトウヨの揶揄であり悪魔化であり「拉致被害者を返せ」という当たり前の事が我慢出来ず、何故か「殲滅せよ」に変換されてしまう訳です。（保守派ヘイトストーリー）
で、注目点はその北朝鮮の暗喩であるヴェイガン軍に終盤突如ＳＥＥＤのキラ・ヤマトの主役機であるストライクフリーダムそっくりなレギルスという強敵ＭＳが出て来ます。このAGEの敵ヴェイガンのMSは基本形が恐竜＋土偶と言った風情で、ガンダム情報を盗んで作られたレギルスというMSだけが異質な配色をしています。
AGEヴェイガン敵MSレギルス（以下全通販画像）
SEEDキラ・ヤマト主役MSストライクフリーダムガンダム↓
なんだ似てないじゃないか！ と思われた方もいるかも知れませんが、数多くあるＭＳの中でも金色のパーツが多くあるＭＳは少なく、構成や配色が両機はかな共通性があると思っています。
で問題はこれだけでは無くて、自分がＡＧＥの事実上の高年齢向けリメイク作であると推測している鉄血のオルフェンズ（未視聴）のバルバトスの存在です。
鉄血のオルフェンズ主役ＭＳバルバトス↓
実はバルバトスとレギルスは並べるとかなり似ています。
これは一体どういう事だろうかと考えていたのですが、最初はAGEのスタッフがSEEＤの事が嫌いで、ＡＧＥ主役機が００系機体なので、００系機体にストライクフリーダムを倒させる遊びか？ とかつまらない事を考えていたのですが、でも実はそんなしょうもない理由では無くて、答えは単純で「火の鳥渡来人史観継承性により、ＳＥＥＤの主役キラ・ヤマトのストライクフリーダムは実は朝鮮王の機体なんだぜ、そんな事も分からず涙を流してありがたがるネット保守なんて知識も無い馬鹿なんだぜヒャッハー」とか言う意味であったのではないかと思っています。
ＡＧＥのリメイクであると推測する鉄血のオルフェンズは、ＡＧＥでは単に侵略者であった火星が独立運動をする美形の女王を代表に頂く主役勢力として出て来ます。つまりＡＧＥでは北朝鮮問題という近現代・戦後に振っていた暗喩を、再び火の鳥継承性の古代史に戻したパターンとし、Ｖ∀ＳＥＥＤ同様の女王シリーズとして再構成した物と解釈しました。
しかしオルフェンズの姑息な点は、∀以来の火の鳥渡来人史観を敢えてガラガラポンして、反日性が分からない様に「カモフラージュ変換」が各所になされている点です。
オルフェンズ自体は「ガンダムエルガイムＦＳＳ世界観共通性」が強く、フレーム構造の発掘ガンダムや初期ヤマト政権の豪族連合政権を思わせる敵政体だとか、どことなくＦＳＳ性を感じさせながらも、火星が独立しようとしたり渡来の方向が逆だったり、勝敗が珍しくヤマト朝廷側の勝利と描いたりと、これまでのガンダムの渡来人史観をあえて誤認させてカモフラージュさせようとするわざとらしい作為があちこちに見られると考えています。しかしその中でもＡＧＥから続いて火星は朝鮮半島の暗喩であり、バルバトスはレギルスでありストライクフリーダムであると感じています。
そうした中で主人公陣営は半壊して主役は死亡する様ですが、そこに加担する伝説ＭＳバエルがこれまたフリーダムガンダムとエクシアを合成した様な機体となっていてわかり辛いですが、これは「歴代スサノオ枠ＭＳ」の一機であると考えています。
つまりＦＳＳのカイエンは火の鳥黎明編のスサノオである、という訳です。
ＦＳＳ →火の鳥黎明編
天照の帝→卑弥呼（天照）
すえぞう→火の鳥幼生
命の水 →火の鳥の生き血
カイエン→スサノオ
コーラス→ニニギ＋神武天皇（高麗）
そしてこれもTBS反日アニメ・ヤマトタケルからの伝統である、「三貴子のうち誰か一人は悪役にしないと気が済まない左翼法則」をきっちり受け継いでいるのです。
オルフェンズ伝説ＭＳバエル
ぱっと見たら分かるのですが、これはガンダムエルガイムFSS共通性で考えれば、エルガイム・エンゲージ系機体であると一発で分かると思います。これと敵対する機体がこれまたパトラクシェミラージュそっくりなのです。↓いろいろな偽装やミックスが仕掛けられているとは言え、大枠ではオルフェンズの火星主人公勢力が朝鮮暗喩で敵ボス地球勢力が初期ヤマト政権という設定なのは明白です。
この「反日史観捏造朝鮮起源スサノオ枠MS」と「ヴェイガンのストライクフリーダム枠バルバトス」の共闘、これは実は反日極左アニメ、クロスアンジュの構図とそっくりなのです。
↑詳しくはこちらをお読み下さい。
ここまで見て、SEEDや００の反日性が偶然では無く、ある意味宗教教義の様に火の鳥渡来人史観を継承した物であると確信しています。それはまさにガンダムは宗教その物で、収益だとかヒットしたいだとかそういう物を越えた宗教的信念を感じさせます。
ちなみにwiki情報等でオルフェンズの主役は死ぬそうですが、００の様に絶対に擁護出来ないテロリスト犯罪者が生き残って神の様な存在になって君臨するかと思えば、オルフェンズの様にただ単に独立運動しているだけの死ぬ必要が無い主人公が何故か最終回で死ぬとか、製作者陣営の感覚はおかしいと思っています。AGEではその逆に主役が銅像になったりとか極端過ぎると思わないのでしょうか。
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