尖閣漁船衝突事件当時、サヨクブロガーの多くが「情報流出させた海保隊員は、日中軍事衝突の緊張を高める犯罪者。」と叫び、逆に仙谷&民主党を「日中和平の為の情報隠匿は当然」として擁護し続けた。

しかし安倍内閣が「特定秘密保護法案」を閣議決定すると、サヨブロガーの大半が「戦前回帰!」「警察国家の再来!」と騒ぎ出した。

おかしい・・・。

この警察国家の再来という連呼は、郷原や江川紹子さん等が本来的には警察・検察を監視し、国民の味方である仕組みの「検察審査会」が小沢一郎を強制起訴した時に連呼した言葉と同じだ。

特定秘密保護法の狙いは非常にはっきりしている。ハニトラや中国人にイージス艦や自衛隊装備、アメリカ軍との協力情報が漏れない事を阻止する為であり、その運用は限定的な物と想像出来る。

つまりサヨブロガーの多くは、中国に利益となる「民主党の秘密主義」「ハニトラ情報漏えい」は正義で、アメリカとの信頼関係強化の為の情報保全は「警察国家の再来」となる訳で、恐ろしい二重基準と言える。

とは言え、TPP前のめりで暴走する安倍首相については自分も対中包囲網以外は一切信用していない。もし特定秘密保護法が当初の目的以上に国家権力の強化やグローバリズム・多国籍企業の為の口封じに恣意的運用されれば、一体どうなるのか?という不安もある。

しかしこれについては、自分は「罰則規定」は意味を成さないと思っている。

尖閣衝突事件の時に元海保隊員の方が情報を流出(?)させた理由は何だろうかと言えば、それは民主党政権に対する義憤と危機感としか思えない。そうした義憤や危機感と、ハニトラによる脅迫や金銭による情報流出は全く意味が違う。もし本当に公開しないと日本が破綻するような情報が隠匿されれば、第二第三の元海保隊員の様な方が現れるのでは?と期待する。

メルケル首相の電話盗聴、大事なのか?

自分は最初からオバマが大嫌いだが、この所オバマバッシングが世界中に広がっている。自分はこのオバマバッシングの根幹は、当初「核無き世界」やら「中東での大胆な和平」を期待していた世界中の人々が、口だけで煮え切らないオバマの正体を知って、より以上に反発心が大きくなった物と思う。

ブッシュの様に強圧的でも、振り切れた平和主義者でも無く、現在のオバマは中途半端で無能過ぎる。そうした状況が完全に中露に見透かされていると思う。

そもそも今回の盗聴情報なる物の出所がロシアに亡命した元CIAとかのネット流出情報だとすれば、流出情報の中でアメリカに不利になる物を選んで出せば、ロシアや中国の利益になる。

メルケル首相の盗聴なる事は10年前から続いていたとすれば、オバマは殆ど無関係。バカ殿がしらん間に先代から勤める家老が勝手に前からやっとったてな感じの事で、オバマは本当に知らないのでは?とも思う。(単純に責任逃れかもしれんが)

しかし青山ズバリさんが「公人はいかなる通信にも秘密など存在しないという前提。」と言っているのに対して、メルケル首相の騒ぎっぷりは異常。エロ電話でもしてたのが聞かれてたならともかく、一体何がマズイのか。

逆に騒ぎ過ぎない安倍も異常

この件に関しては逆に何も言わなさすぎる安倍内閣も不気味過ぎる。形式的にも抗議や調査以来すれば良いと思うのに、何故か「日本は大丈夫」の一点張り。絶対にドイツ所じゃないくらいに盗聴されてるんだろう。

しかしこの盗聴情報公開騒ぎが単純な反米的な人々な陰謀だとしても、これでTPP協議でも不信感が噴出しているので、TPP協議が停滞するならちょうど良い。

同時に一般市民への危害は許されないが、天安門事故が仮にテロだった場合、中国共産党は後顧の憂いを恐れて、日本への軍事挑発所では無くなる可能性が高い。調子に乗って日中で衝突でもしよう物なら、中国国内の反乱分子やチベットやウイグル等の民族が呼応して、国内が四分五裂の五胡十六国時代みたいになる可能性もあるんじゃないだろうか。

<追記>
国会審議に於いて、森まさこ議員が「TPPは特定秘密範囲外」と言ったそうだ。
それだったら、世の中の記者は全力で秘密を解明して報道して欲しい。


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