↑クリック協力お願いします!


大きな災害や事故に際して、人間の絆や温かみが発揮される事はよく知られているし、日本でもしばしば大震災での冷静さや行動の的確さが世界で称賛されている。


所が危機に際して人間が寄り添うという事を逆手に取って、世のカルト宗教の大半が「世界が滅ぶ」「地球が危ない」「人類に未来は無い」と言ったような、人造的に危機感を醸成して、人々を教義に惹きつける。


今回のジャッキーの発言もそれの亜種であって、彼は悪気無く「危機が起これば人類が一つになるのに。」と言っている訳である。しかし記事にあるように、大きな災害が起こればそこに巻き込まれる不幸な人々が沢山生まれてしまう。


さらに言えばこうしたコスモポリタニズムやアナーキズム的発想を持つなら、当の中国共産党による圧政を何とかしろよと言いたい。


このジャッキー程度だと無神経な失言で済むが、これが本格的なカルト宗教になると、人造的に危機(ハルマゲドン)を起こしてでも、自分達の正しさを証明しようとする。


災害・天災を因果応報・呪い・天罰・予言に結び付ける愚かしさ


ひところ古館が大規模災害が起こる度に、「人類への警鐘ガー」と言っていたし、石原元都知事や宮崎駿監督等も自然災害と天罰や警鐘を結びつけた様な発言をしている。


しかし、自分はそうした考えがどうしても納得出来ない。


残念な事だけど天災・災害・事故・病気等の人間の不幸はある一定の割合で降りかかる。けれどもそこに巻き込まれる人々は悪で、巻き込まれない人は善なのか?自分は違うと思う。


確かに山林を放置すれば土砂崩れや山火事が起きやすく、また治水を放置すれば水害が起きやすい。そうした人間の活動が自然災害を引き起こす事があるので、それは警鐘や因果応報と言えるのでは?と思う人がいるかもしれないが、そもそも天災の被害者と歴代の地域の管理者が完全に重複しているならともかく、大半がきっかけと結果を被る人々は違う場合が殆どだろう。


そうした場合に、自然の擬人化である「因果応報」思想や「警鐘」「天罰」という観念で物事を観るのは危険極まりない。あくまで科学的に「人間活動の作用が引き起こした」等とするべき。


何故なら世の差別の大半が、病気や災害・天災を「生む」「呼び込む」とされる人々への「忌避」から発生しているからだ。例えば今でも「女人禁制の何々」というのを良く聞く。もちろんそうした風習を、迷信だから全部止めろ!という事を言っている訳では無くて、船の水難事故、戦争での敗北、天災、そうした物を引き起こす「負への恐怖」という物が、差別や人種偏見、地域差別等を生み出してきた。


~は呪われている

~は天罰


こうした発想の裏側には、実は運命・運勢の擬人化を図る事で、その当人自身が呪いたい相手、忌避したい存在を、「呪って」いる訳である。


「この大災害は~への警鐘」


こうした発言程度ならまだギリギリセーフ?だが、「~の大地震は天罰だ」とは中国で度々起きる大地震で、反中系の人々が口にする台詞だ。


果たしてそうか??


中国共産党は一党独裁のドクサレ政権で、こんな連中いつ滅んでも良いが、度々大地震が起こる中国奥地の四川省等の地域は、むしろその共産党から圧迫を受けている側であって、よくよく考えれば滅茶苦茶な事を言っている。


天災・人災を天罰や呪いなどと安易に決めつける事は、多くの人々を呪っているに等しい愚かな発想。


ましてや今回のジャッキーのように、人類の希望のように崇拝する事は、もはやカルト的と言ってよい。


ジャッキー・チェン再び大失態!「地震と津波は世界を救う」失言にブーイング―香港


2013年10月23日、最新作「ライジング・ドラゴン」のキャンペーンで訪米中のジャッキー・チェンが、「地震と津波は世界を救う」という意味の失言をしていたことが明らかになった。ニュースサイトの香港新浪網(SINA)が伝えた。


中華圏では“失言キング”としても知られる。最新の監督&主演作「ライジング・ドラゴン」のキャンペーンのため訪米中、このほどカリフォルニア州で地元メディアのインタビューに応じ、再び問題発言をしたことが明らかになった。

中国とアメリカの今後の関係について聞かれたジャッキーは、「米国人と中国人が手を結ぶだけじゃない。世界中が手を結ぶべきだ」と、自身の平和論を前置き。さらに続けて、「こう言っては何だが、世界のどこかの国で災害が起こればいいと思う。例えば、大地震や大津波のように。そういう時は、世界中が救援に立ち上がるだろう?そういうのを見ると、うれしく思うんだ」と、驚きのコメントを口にした。

さらにジャッキーは続けて、「地震や津波がなければ、みんなやることがない。そうなると政治を盾に攻撃し合うことになる。そういったものは見たくない」と発言している。

今回の発言に、ジャッキーの地元・香港では「心ない言葉」として、市民や世論が大きく反応。ネット上では、「また失言か」「香港の恥だ」「いい加減にしてくれ」といったジャッキー批判の声が殺到。ジャッキーと言えば今年1月、香港メディアのインタビューで「アメリカは世界最大の汚職国家」と発言し、世間の反感を買ったばかり。このためネットユーザーの間からは、「その大嫌いなはずのアメリカに、映画を売りに行ったのか?」との声も聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda)


モリーゾ 海の衛星博覧会 保守時事ニュース&模型部分塗装レビュー


<議員定数削減は自滅への道>日本の国会議員定数と議員歳費は「多すぎ・高すぎ」か?


パチンコパチスロが駄目な理由「パチンコは北朝鮮の核・ミサイル・拉致の資金になっていた」

カジノ法案にパチンコ業界を関わらせるな!


ツイッターID 

ツイッター副アカウント、フェースブックは未作成です。

このブログの管理者本人と無関係の荒らし行為を、捏造で結びつける悪質迷惑行為を行っている者が複数いるようですが、全て管理者本人とは無関係です。またその際使用されている、画像・名前等も全て管理者とは無関係の物です。


↓→クリック協力お願いします!ブログランキング・にほんブログ村へ