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民主党政権を生み出した物とは何だろうか？確かにマスコミの偏向や中韓の猛プッシュ等の要因も大きいが、自分が最大の原因だと思うのは、元々民衆に潜在的にある「官僚が悪い・大企業が悪い・政治家が悪い」というような共産主義的なルサンチマン的な発想が、リーマンショックという擁護の仕様が無い経済危機によってリアリティを得て、それが明治維新的な、プチ革命運動を起こした物だと思っている。
で民主党政権は、恐ろしいまでの政権担当能力の無さ、政務能力の低さで自ら瓦解した訳だけど、果たして民主党政権を生み出した民衆にある「官僚が悪い・大企業が悪い・政治家が悪い」というような潜在的な物が消え去った訳じゃなくて、しっかりまだまだ続いていると思っている。
そうした物の一つが悪い形で最近噴出しているなあと感じるのが、ネットの宮内庁批判。いや、宮内庁万々歳とか言っている訳じゃないし、宮内庁にも悪い点は山ほどあるだろうから、今回の記事にある、皇室の政治利用という点に絞れば、宮内庁の言う主張は正しい。（天皇皇后のお気持ちを尊宅するという批判手法はおかしいが）
物凄い話が飛ぶが、原爆でも東京大空襲でも、沖縄ヘリ墜落事故でも、どうして左翼が子供や学生を前面に出して詩やメッセージを読ませるかと言えば、それが絵になるという最大の点の他に、「子供の順応性の政治利用」があると思う。
「このような悲しい戦争を二度と繰り返してはいけないと思います。」
「前線で飲まず食わずで鬼畜米英と戦っている兵隊さんを思えば文句は言えません。」
はっきり言って、周囲が徹底的に善悪教え込めば、それに対して、必死に順応しようとして、「模範解答」を出そうとする。だからこそ、反戦側にも好戦側にも子供を巻き込んでは行けない。
左翼の一番駄目な所は「反戦側」になら子供を洗脳しても良いと思い込む所だろう。
果たして、自分は今回の政府及び東京都の皇室の政治利用こそ、その左翼の「子供反戦刷り込み洗脳」と同じ事だと思う。
極限すれば、皇室は「反戦」にも「好戦」にもどちらにも決して利用してはいけない存在。皇室及び天皇は、スメラギ、スメラミコトと呼ばれた古代から天候の安定や稲穂の生育や豊作等を祈る、祭祀の王であり、現実問題として候補地の「勝った負けた」が存在する、政治的な世界には絶対に踏み入れてはいけない。
皇室も、好戦に利用する事も当然許されないが、オリンピックという反戦・平和にも利用してはいけない。どうしてその事が判らず、「宮内庁ケシカラン！」の大合唱的な雰囲気になっているのか？？
一体このオリンピック招致の政治利用が、小沢が国内政治安定の為に、中国の実力者にとりなす為に皇室を利用した事と、安倍政権が消費税増税後の経済安定をねらっての、何が何でものオリンピック招致にと、皇室の政治利用する事が、全く同質の事と何で気付かないのか不思議でならない。
宮内庁長官の苦渋発言、菅長官「両陛下の思い推測に違和感」
菅義偉官房長官は３日午前の記者会見で、２０２０年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会への高円宮妃久子さまのご出席を宮内庁の風岡典之長官が「天皇、皇后両陛下もご案じになっているのではないか」と述べたことについて、「両陛下の思いを推測して言及したことについては非常に違和感を覚える」と述べた。
菅氏は「皇室の政治利用、官邸からの圧力であるという批判は当たらない」との認識も示した。産経
基本編 パチンコパチスロが駄目な理由「パチンコは北朝鮮の核・ミサイル資金に」
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