エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り -100ページ目

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

今日のユーロドル相場ですが、先週末から抵抗になっていた、6/7から7/6に引いた日足のレジスタンスラインを抜けて、ブレイクしましたね。
今週は買い目線ですね。

今日は、この各種ラインをめぐる買い勢力と売り勢力の攻防について、要望があったので、書いてみたいと思います。

相場の中には、いくつかの抵抗となるラインがあります。
まずは、列記してみます。
【直前の高値・安値】水平ライン
レートが上下している時に、直前の高値までは、上がるだろうという心理ですね。
【サポートライン・レジスタンスライン】斜めライン
直前の高値(安値)の頂点を結んで直線になるようにしたライン。
【フィボナッチレベル】水平ライン
直前の高値と安値の値幅を100%とした時の、38.2%、50.0%、61.8%の水準。
【転換線・基準線】
一目均衡表による9日間(26日間)の高値と安値の中間値。
【移動平均線】
過去数日間の平均値をとったライン。
【ダブルゼロ、トリプルゼロ】水平ライン
きりのいい80.00や81.00などの心理的に節目となるライン。

とあげればきりがないですが、自分の好きなものを選んで基準にしていくといと思います。全部チャートに引くと、わけわかんなくなるので止めましょう。

それで、これらのラインには、どんな意味があるのか?
について今日は説明します。今回はユーロドルの日足の6/7と7/6の高値を結んだレジスタンスラインを例に説明します。そこから何を読み取れるかというと、『上下を繰り返しながらも、全体としては下落傾向にある』ということです。そして、『このレジスタンスラインに反発するように、上昇から下落に転換する可能性が高い』ということです。

そうすると、みんな(このみんなって誰?って迷ってましたね)は、どういう戦略を考えるか?
全体として下落傾向にあるので、売りたい訳です。でも、売るといっても相場は上下の周期があるので、下がりきったところで売るわけにはいきません。
上がったところで売りたいですよね?
じゃあどこまで上がったら売ればいいのかをみんなが考えます。そのみんなが参考にするのが、いろいろな抵抗となる水準です。
今回でいうなら、このレジスタンスラインです。
このラインまで上がったら、売ろうと待ち構えているわけです。
そこでこのラインの下側で、売りたい人が売り注文を入れて待っているわけです。なので、レートがこのラインに近づくと、その大量の売り注文が執行されて、レートが下がることになります。これが先発で売っていく人達です。
そこで、ある程度の反転下落を見せると、それを見て後乗りで売りたい人が更に売っていくので、本格的な下落が始まることになります。
このトレーダーの心理的な要因がいろんな節目ラインでの反転という現象を起こす原因です。
そしてこのラインで2回、3回と跳ね返されるうちに、より多くの人がそのラインを意識するようになるので、そのラインがより強固な反発力を持つラインとなるのです。

もうひとつの戦略についても説明していきます。
では、このラインの下側で新規の売りをしていく人達が大量に発生するということは、この大量な売り注文に対するストップの買い注文も大量に入るのは当然です。
では、このラインで反発下落すると思って売った人達は、どのタイミングで自分の間違いに気付き損切買いをするのでしょうか?
『ラインで反発下落するはずが、反発できずにラインを上に突破されてしまった。』この時に損切買いをするはずです。
ただ、ラインを超えたらすぐということではないので、ラインを10pipsから20pips超えてしまったらという場合が多いでしょう。
すると、このラインを10pips超えてくると、損切の買い注文が発動して、レートが上がっていきます。するとその上昇が20pips上にストップを置いていた人達の損切買い注文を発動させて、更にレートが上がっていきます。
これが、節目水準を超えるとストップを巻き込んで一気にレートが跳ね上がる仕組みです。いわゆるブレイクですね。

まとめとしては、チャートにはいくつかの抵抗となるラインがある。
そしてそのラインは、反発を繰り返すことによって、より反発力を強める。
ラインの内側と外側には、反対の注文が並びやすい。
という3点を理解して、相場に臨むといいんじゃないかと思います。


さて、昨日の傘屋の回答編ですが、雨が降ったら傘が必要。これは、確かに事実です。ただし、人は雨が降ってから傘を買うのでしょうか?
人は、傘が必要だと思った時に買うのです。

雨が実際に降ったかどうか?で傘を買う訳ではないのです。
雨が降りそうという情報を聞いて、傘が必要と判断して、雨が降る前に傘を買うのです。

①いつ傘を買えば良かったのか?
雨が降るという情報が入った時でしょうか?
正確には、雨が降るという情報をみんなが信じて傘を買い始めた時です。
それを判断する材料は、値段です。
みんなが傘を買い始めれば値段は上がるはずです。
より詳細な判断としては
雨が降らないというネガティブな材料が出たにも関わらず、値段が下がらないとか、出た材料が大きいにも関わらず大して値段が下がらない時は、みんなが信じて買っている時です。
逆に、雨が降るというポジティブな材料が出たが、それが大した材料でもないのに、値段が上がりすぎる時です。
この情報の内容とそれに応じた値動きから、みんなが雨が降ると信じて買っているのか?どうかを判断していくことになります。

②今からどうすればいいのか?
200円で仕入れてしまった傘を、どこかで売るしかありません。
250円まで待って売るのか?今120円で売るのか?
どちらにしろ仕入れたものは売るしかありません。
120円で売るならば、1個あたり80円の損失がでますが、時間コストはかかりません。
250円まで待って売るならば、1個あたり50円の利益が出ますが、時間コストがどれだけ掛かるかわかりません。
1年待てばいいのか?2年待てばいいのか?
それならば、損失を覚悟で時間コストを優先すべきかと思います。

これが相場でどういうことなのかというと
毎月第一金曜日は、FXをやっている人ならば、誰もが注目するアメリカの雇用統計がありますが、この結果は非常に重要です。
では、上の例で言うならば、雇用統計当日にトレードを仕込むべきでしょうか?
もう当日には、買いたい人は買ってしまっているでしょうし、売りたい人は売ってしまっているでしょう。

雇用統計の結果を見て売買するのは、遅すぎることです。
また、雇用統計の結果を予想して直前に売買するのは、単なるギャンブルに過ぎないということです。
大切なのは、みんなが雇用統計に向けて買っていくのか?売っていくのか?
それを予想する方が、よっぽど結果を予想するより簡単です。

雇用統計に先行する指標はたくさんあります。
ISMや、ADP、各種景況指数等ありますね。
それらの①市場予想値、②結果、③発表後の値動き、この3つから市場のみんなが、買っているのか?売っているのか?を判断していくことになります。
そして、最後の結果発表前には、勝ってても負けてても撤退すべきです。

雇用統計の直後の動きのわずか数秒を狙ってトレードする手法もありましたが、最近では業者によるスプレッドの拡大が大きくなりすぎてなかなか利益をあげるのが難しくなってます。

今日のまとめとしては、指標発表の結果を予想することはできない。
でも、みんなが指標発表に対してどう思っているかを予想することは可能である。ということです。
今日は、ドルもユーロも注目材料がありますね。

ドルについては、週末の米債務上限引き上げ協議がまとまらず、朝からドル売りが先行。7時過ぎに78.20円前後まで下げた。仲値公示に向けたドル買いなどもあり、10時過ぎには78.50円台まで値を戻すも、この水準では上値も重く、現在は、78.40円前後で推移しています。

野田財務大臣の発言として、
「一方的に偏った動きを注視していく」
「市場の動向を十分に注視し対応する」
等がありましたが、先週の発言とあまり変わりないので、相場に与える影響はほとんどないようです。

一応、78.20でのサポートが効いている状態ですが、これを抜かれると77円台突入ですね。
現在、ロングを持っている場合は、損失を限定するために、この78.20円の下にストップを入れておく。また同時に一旦上がるのを待って、78円後半まで上がった時に少ない被害で撤退し、反転のタイミングを見てドテン売りをするのがオススメかとおもいます。
ファンダメンタルと傘屋の関係について

あなたは、傘屋です。
「今週は、土曜日までは晴れで、日曜日には雨になるらしい」という天気予報を見ました。
月曜日、傘の仕入値段は、100円でした。
あなたは、仕入れませんでした。
水曜日、となりのおじいさんが「日曜日は、晴れるな」とみんなに言ってました。仕入額は、90円でした。
あなたは、仕入れませんでした。
木曜日、雨雲が近づいてきているという情報がありました。
仕入額は、150円でした。
あなたは、仕入を悩んでます。
土曜日、空は真っ暗になり今にも雨が降り出しそうです。
仕入額は、200円でした。
あなたは、傘を100本仕入れました。

日曜日、朝から雨が降り始めました。
あなたは歓喜して、傘を250円で販売しました。

ところが傘は、売れません。
日曜日が、終わって月曜日は、晴れています
周りのお店は傘を120円で売っています。
120円より高いと売れないし…
でも仕入値は200円だし…

さて、
①どこで間違えてしまったのでしょうか?
②これからどうしたらいいいのでしょうか?
本日のユーロドル戦略ですが、昨日の1.4193のロングポジションを持ち越しています。
ユーロ材料としては、首脳会議関係の話題がいつ降ってくるかわかりません。
ドル材料としては、
21:30の新規失業保険申請件数
23:00のフィラデルフィア連銀景況指数
ですね。
現在のレートは、1.427付近です。

ロイター情報によると
ユーロ圏関係筋によると、ギリシャ向け第2次金融支援策の選択肢を準備するユーロ圏金融当局による会合が20日夜から21日朝に延期された。 民間セクターの関与について合意する必要があるためで、これによりユーロ圏首脳会議も当初の予定より1時間遅れ、現地時間午後1時(日本時間午後8時)に開始されるという。

これらを踏まえると、20時前の高値で利確しておくのがベストですね。

NY時間に入ってからの値動きは、今日は難しい相場になりそうなので、質問のあったフィボナッチの基本を書く時間にしたいと思います。

あ…書いてる内に急落して、ストップにかかりました(笑)