ジグザグのエントリーガイドについて | エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

今日は、最近読んでいる『VISUAL GUIDE TO ELLIOTT WAVE TRADING』からの感想というか考察を紹介します。

この本の中で、ジグザグ完成に対するエントリープランが二つありますので、これを紹介します。



ジグザグ修正波完成後の反転が、C波の副次波の4波の終点を抜けたところでエントリーをする。そして、ストップは当然C波の終点よりも外側に置く。



もうひとつがこちらですね。上記よりも更に慎重に、B波の終点を抜けたところでエントリーをする。そして、ストップは当然C波の終点よりも外側に置く。

著者は、「この保守的なアプローチによって、十分な証拠のないト天井や底をつかむのを防ぐことが出来る」としています。

以上紹介しましたが、これをエリオット波動の初心者が個人的に使うのはお勧めしません。
なぜなら、どちらもストップまでの値幅を結構深く取る必要があります。
もしも、これが本当にジグザグであり、その後が間違いのない推進波であればその後の5波動を取ることができるので、リスクリワード的になんら問題ありません。
ただ、これが本当にジグザグからの推進5波動でなかったら?
エントリー後の伸びしろは期待できません。
エリオット波動は、分解するとほとんどがジグザグにたどり着くほど、ジグザグをベースに構成されています。
トライアングルの構成波のほとんどはジグザグになります。フラットのA波とB波もジグザグになりやすいです。
つまり、このジグザグのパターンを一部抜き出して、これを発見したと思って使えば失敗します。常により大きなカウントも、より小さなカウントもしているエリオット波動の使い手であれば、この手法を有効につかえるのではないかと思います。
私も間違いなくこれを使えば失敗するでしょうね。



これが私が使う手法ですね。
A波に対してB波が同じ値幅になると仮定して、C波の終点を想定し、そこに指値を入れていくという手法です。勝率がかなり低くなりますが、リスクリワードが高いのでPFはそれなりに出ます。
ただ、これもやみくもにやっても失敗します。
ジグザグの前に発生している推進波のFRレベルやその他の抵抗帯等を意識していく必要はあります。ガートレー222パターンも有りですね。
ただ、メリットとしては、「一旦そこで反転したけど、ジグザグからの推進5波じゃなかった」としてもある程度の利益が取れるとこです。

この本は、非常に読みやすく、具体的なエントリーポイントが書いてあるので、すぐにでも実践できそうな印象を最初は受けたのですが、全般にエリオット波動の波形をしっかりと特定できていないと結果を出せない内容になっているように思います。