質問回答『早く利確してしまい、利益を伸ばせない』 | エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

今日は、「エントリーしたものの予想通りに伸びない時に、利確を早めてしまう」という相談がありましたので
これに回答するかたちで書きたいと思います。

質問してくれた方以外でも
「利益の出ている状態で、これがマイナスになるよりもプラスのうちに利益を確定してしまおう」
という気持ちと、また逆に
「今は含み損になっているけど、いずれプラスに転じるだろうから今は損を確定しない」

相場をやっていると、こんな気持になる時はないですか?

これは、プロスペクト理論というもので、人間が持っている習性というか本能的なものです。
理論上はとても合理性のない判断なのに、実際にしてしまうという人間の非合理な側面を表したものです。

なので、この本能に理性や勉強で立ち向かうというのは、そもそも非常に難しいのです。

そもそも相場なんて上がるか下がるかの2択で、適当にやっても50%は勝てるはずですよね?
(実際は、スプレッドがあるので、少しそれより悪いかもしれません)
にも関わらず、そんな確率以上に負け続ける初心者の方が多いですよね?
それは、この理論によるものです。
上がるか下がるかを50%しか当てれない状態で、利益が出たらすぐに利確して、損失確定をずるずる延ばしていては、負けてしまいますよねf^_^;

なので、まず基本のスタンスとして

勝率50%、平均利益1,000円、平均損失1,000円
があるとします。
そして、そこから勝率やPFを調整してみます。
勝率20%、平均利益4,000円、平均損失1,000円
とか
勝率80%、平均利益1,000円、平均損失4,000円
といった感じです。
これらのような、勝率、利益、損失のバランスであれば

プロスペクト理論を克服できているといって良いでしょう。

よって、まずは自分の成績を把握してみましょう。それが明らかに負けていくバランスになっているのなら

①勝率をあげる
②平均損失を抑える
③平均利益を上げる

このどれかに取り組んでいかないといけません。
①については、『無駄な確率の低いエントリーを減らす』
②については、『エントリーのタイミングを損切りポイントにもっと引きつけてからにする』
③については、『想定目標ポイントを事前に設定しておく』
等の対策があります。

チャート上で、テクニカルを勉強するのと、同様にこういったことを地道に自己のトレードを振り返り、検証していくことがとても大切です。