ギリシャ緊縮財政法案通過後の展開について | エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

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本日、29日に緊縮財政の採決が行われ、明日30日には、具体的な内容に踏み込んだ関連予算法案が審議される予定となっている。
7月3日には、緊急財務省会合が開かれる。
そして、7月中旬から、政府短期証券の償還期限が並んでいる。
これらを経て、パパンドレウ首相は、秋に選挙制度および政治改革についての国民投票を実施すると発表している。

今回の緊縮財政法案は、無事に採決されることが想定され、市場もその方向で動いているが、この採決後には、大きな問題や不安が立ち並んでいる。
今までの構図としては
ECB利上げ+ギリシャ法案採決見込み > ギリシャ不安
の構図だったが、7月に入ると、今まで目先の法案採決という要因によって、見えにくくなっていた、まだまだ抱える本質的なギリシャの問題要素が意識されて
ECB利上げ < ギリシャ不安
の構造に逆転しても、おかしくない状況かもしれない。

この利上げが達成した後、利上げ期待で買ってきた人達は、利上げ達成によりポジションの調整が始まるはず。
今後もユーロの景気が好調であれば、調整幅は少ないと思われるが、今回の利上げは、ユーロ圏の物価上昇率に基づくものが大きく。景気自体が好調とまでは判断できない。
すると、やはりこの利上げのタイミングで大幅な調整が入ると判断するのが妥当ではないかと思われる。

今後の展開の予想としては、明日の緊縮財政法案採決を通過(117円が上限)した後に、ポジション調整からの下げが始まり(114円位まで)、その後は、また従来のシーソーゲームが始まる。(利上げ期待はあるものの、利上げ期待での一方向的な上昇はないと思われる。)そして、利上げ後に、本格的な下げトレンドが始まるのではないかと思われる。