今週の展望と戦略について
週の前半には、米国債の入札や景況指数、各連銀総裁の講演があります。その上で金曜日のISM景況指数があります。
ユーロ圏では、ギリシャ緊縮財政の議決と、木曜日の6月CPIが注目されます。
ドルについては、先週FOMCによって、政策金利の長期据え置き、QE2の6月完了、償還再投資等の報告がありました。また、QE3については、声明の中では触れられませんでした。目新しい情報はなく、閉塞したドル円相場に大きな方向性を出す内容ではありませんでした。
それから考えると、今週前半の連銀総裁の講演の中で大きなサプライズが起きるとは考えにくい。
景況指数関連は、弱いことが予想されているようなので、金曜日に向けて、レンジを形成しながら、週の前半からドル安が織り込まれていくように思います。レンジ幅としては、80.00~80.70で考えています。
連銀総裁の発言のサプライズ等でレートがレンジ上限に近づいた時は、怖がらずに売っていきたいと考えています。
ユーロについてですが、7月の利上げが想定される中、ギリシャの緊縮財政法案の成立が気になるところです。
木曜日のCPIは、先月に引き続き、2.8%と高い数値が予測されており、ECBの目標値をはるかに上回ってます。
相変わらず、利上げ期待によるユーロ高とギリシャ不安によるユーロ安のシーソーゲームを繰り返す相場になりそうですが、今週半ばからユーロ高の情報を織り込んで上昇していくのではないかと見ています。
先週末のギリシャの与党員が反対票を投じるとの報道での動きで見たように、不安材料が出る度に、ユーロは値を下げることが多いので、不安材料が出たところの安値を買っていく戦略でいきたいです。
ただ、ボラリティが大きくなっているので、反転の底を確認してから、買いたいと思います。
最初は、ストップが深めになりますが、突然の急落に備えて、早い段階で建値にしていきたいと思ってます。
もちろん、法案否決だったら、売ります。