(vol.342) 2024/6/12(水) ハウス予定地測定・黒豆播種・出荷調整場見学 | もりもりばたけ日記

もりもりばたけ日記

2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

今年の夏に建設予定のビニールハウス2棟について、改めて設置箇所をどこにするかを再測定。事前に綿密にしていたつもりだったが、直角を出す三平方の定理を使って測定すると少しずれていた。改めてどこを基準にするかを考えて、再測定し、位置決めが完了した。

 

 

今後、ユンボで溝掘りをしていくが以下のように進める。

外周の額縁明渠を優先する。(ハウス周りは手掘りでも可)

・水の排水口側から掘っていく。

・畦道を1カ所か2カ所つぶして、塩ビ管を埋めて塞ぐと今後の排水溝の草管理が楽になる。

・ハウス両サイドはハウスから20㎝以上離れた位置に溝を掘り、裏口側の額縁明渠につなげる

・ハウスの入り口サイドは屋根の構造上雨が落ちることはないので、溝堀は不要。

・額縁明渠で掘り上げた土は畑側に落とす

ハウス両サイドで掘り上げた土はハウスのすぐ外側に落とす。(その後この土を使ってハウスのビニール押さえに使用)

 

獣害対策の柵設置箇所についてもアドバイスをいただいた。これを参考に設置していく。

・少しでも高い箇所、中は広く伝えた方がいいので、隣の圃場との境界線を越えないのであれば、畦道に柵を設置した方がいい。

・防風対策として、防風ネットがあればより安全だが、防獣としては網が弱いので、強風の季節は防獣ネットの支柱に防風ネット(目合い4㎜)をパッカーで簡易設置する。(防風ネットは2m×50mで1万円程度であり、風上側にのみ付ける)

 

 

黒豆の播種時期は6月15日前後ということで、少し早いが第一弾として育苗開始。128穴2枚、72穴1枚に播種。へその向きを下向きにして、軽く覆土し、水分を十分に含ませた後、新聞をかけ、さらに水を上からかけた。黒豆は嫌光性種子なので、さらに遮光ネットを上にかぶせてみた。これで数日後に発芽すれば同様の方法で第二弾も同様の数量で播種予定。

 

 

トマトのコンパニオンプランツとして育苗していたバジルを定植。明日の暑さが少し気になるが必要であれば灌水し、しっかり活着させたい。

 

 

ジャガイモの2回目試し掘りを実施したところ、重量は565g。数量10個(大1、中7、小2)と、昨日よりだいぶ少ない状況だった。やはりもう少し置いておこうと思う。

 

 

出荷調整場を作るにあたり、実際の出荷調整場をみせていただいた。立ったまま作業する場合、机の高さが自分に合っているかは重要。机を2段にすることで、ハカリのメモリが読みやすいし、ものも取りやすい。エアーコンプレッサーがあると虫や汚れ、薄皮を剥ぐときにとても便利とのこと。参考にして、少しでも効率的で快適な出荷調整場を作っていきたい。

 

もりちん