(vol.339) 2024/6/9(日) ネキリムシ駆除・穴あき対応・施設貸与事業・源泉徴収 | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

ネキリムシの被害拡大が止まらない。特にエンサイの被害が大きく、ついに半数以上がかじられてしまい、枯れてしまった。苗が大きく太くなったら大丈夫だろうと思っていたが、エンサイは中が空洞なのでネキリムシも食べやすいようで、ある程度太くなっても根元をかじられてしまった。悔しいのでかじられた株元を一つ一つ掘っていくと、ほぼ百発百中でネキリムシを駆除することができた。一株を食べたらすぐその近くで眠るのだと思う。後追いにはなるが、枯れた株周りをチェックすることで駆除することができることがわかったので明日以降倒れた株があれば駆除するようにし、被害を抑えていきたい。虫を探す場合は朝方の方が浅いところにいる(夜に活動している)ので見つけやすいとのことなので、朝一に嚙み切られている苗を見つけたら掘り返すことを日課にする。また、エンサイは大きくなると自分で各節からも根が出てくるのでもしかしたら増やせるかもしれない。少しでも収穫できるまで育てたい。

 

 

水道ホースに強い圧力がかかっていたためか、ホースの手元部分に小さな穴が開いて割けてしまった。水道周りは水浸しになってしまったが、幸い特に被害はなかった。ただこのことが夜中に発生してずっと朝まで漏れていたらと思うと水道代ももったいないし、対策としては基本は元栓を閉めておく。今回の修理はホースを切ってつなぐだけで完了。

 

穴といえば、いろんな穴が開いた。

①肥料袋

保管していた肥料の一部で穴が開いていて、中の肥料が少し固まってしまっていた。袋の移動時に引きずらない、角にぶつけない、勢いよく落とさないなど取扱いに注意。せっかくの成分がもったない。

 

②手袋の穴

手袋したまま地面を掘ったりするとすぐに指先が穴が開いてしまう。そのまま使っていると指先が汚れてしまい、ときどき切ってしまう。穴が空いたら交換する。怪我してからでは遅い

 

③長ぐつ中敷きの穴

前に購入した中敷き。やわらかくてとっても快適だったが柔らかすぎたのかあっという間に穴が開いてしまった。今回は少し高かったけどより強い中敷きにしてみることにした。

 

 

様々な補助金がある中で、農業施設貸与事業がある。ハウスはリースではなく、購入を考えていたが、この事業を知ったらリースした方がいいと思うようになり、県事務所にて詳細を確認し、申請の申請(自分が興味を持っているということを県担当者に伝え、次回の調査時に直接声をかけてもらうように依頼する)をしておいた。

・認定新規就農者であれば、1/2以内(上限2500万円)までの補助となる。

・基本は自分で購入するときと同様にハウス業者と直接やり取りし、見積もりを取る。

自分にあったハウスを建てることができ、そのハウスで問題がなければJAが購入し、耐用年数(10年)以上分をリースする仕組み

耐用年数が経ったら購入することが可能

・大きく改造するときは許可が必要

・リースなので他の保険に入る必要はない。

・流れは、今年9月に1回目要望調査、来年3月に2回目要望調査、5月に許可申請、8月頃から着工可能のイメージ。

かん水設備も含めて申請可能

・今のところ、毎年申請可能。

 

金額が大きいし、実際に利用している人も多いようなので申請してこうと思うが、ゆくゆく出てくるであろう不安や疑問も解消していきたい。

・メンテナンスはリース業者がどれくらいの頻度で実施するのか

・買取はどれくらいの費用が掛かるのか

・保険内容はどうなっているのか

・月々のリース料金(年間管理料)の支払いは具体的にどのように落ちるのか

・途中でリース契約中止した場合はどうなるのか、などなど。

リースで心配しているのは自分の持ち物ではないので、ちょっとしたことを確認したいときに時間がかかってしまうのではないかという点。結局は担当者はどんな人なのか、親身になってすぐに対応してくれるのかが重要なのかもしれない。

 

 

開業する際に、将来的には従業員として妻に給与を支払う見込みで開業届時に申請していたため、先日国税局から給与と源泉徴収する金額を提出する資料が送られてきた。初めての資料で、資料も多く、締め切りが6月10日までとなっていてあまり時間もなかったので税務署に直接行って、その場で必要書類の提出は完了させて一安心。

とりあえず現段階ではまだ収穫も始まっていないので、給与はゼロ、つまり源泉徴収もゼロで提出した。半年分の給与をまとめて提出する特例承認を受けたので、次回分(7月~12月の給与と源泉徴収資料)は来年の1月20日までに提出することになり、その際にはいくらの給料にするのか、確定申告とも絡んでくるので会計ソフトやダイレクト納付も駆使してやっていこうと思う。今後、会計関連でやるべき事項は以下の通り。

・毎月の給与明細書作成、発行 ※今年は定額減税記載が必要

・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書作成(妻や従業員自身が作成)、保管(事業主)

・給与所得に対する源泉徴収簿作成(確定申告時に必要)

・会計ソフトfreee導入

・ダイレクト納付申請

・給与支払い額が開業時に提出した金額以上に変更する場合は別途申請必要

 

今年だけ実施される定額減税。自分とは無関係と思っていたが、もし仮に7月以降、妻に月20万円の給与を出した場合、源泉徴収税額表によると月4,770円となり、7月~12月の半年間で、28,620円の税金を支払うことになるがその分は今年は払わなくてもいいということになると理解できた。一人3万円までの定額減税なので、余りが1,380円発生するが、その分は来年以降にどういう方法かは不明だが、戻ってくることになるとのこと。

 

生産、技術、販売、マーケティング、会計、財務、総務、IT、その他もろもろのすべてを理解し、経営判断をしていくことを個人農家には求められる。改めてすごい知識が必要だなと感じているが、役所では聞けば教えてくれるし、自分で調べることもできる時代。思いっきりその優位性を活かし、自分の力を信じて、自分の力を楽しみながら成長していきたい。

 

もりちん