(vol.331) 2024/6/1(土) トレーラーハウス・プレハブハウス・アタッチメント着脱 | もりもりばたけ日記

もりもりばたけ日記

2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

これから野菜を栽培して、販売していくために必要なことはたくさんたくさんあるが、そのうちの一つが出荷作業場(野菜の袋詰めする場所)をどうするかという問題がある。水道と電気は農機具倉庫/ベースで使えるようになったので、コンテナハウスのようなものを設置できれば簡単に安く設置できるのではないかとネットでいろいろと調べていたが、いろんな情報があってよくわからなくなったので実際に展示しているところを見に行って話を伺うことにした。

 

・トレーラーハウスは作業場というより、住居向けが多い。

・価格は500万円以上するのが多く、これから中古は出てくると思うが基本は未使用のものになる。

・家の下にシャーシとタイヤが付いており、いつでも移動できるということで現時点では固定資産税はかからない。(ただし、今後税制が変わるかもしれないし、地域によって対応が違う可能性はある)

・実際に動かすとなると大きなものなので許可が必要。

・トレーラーハウスは建築物ではなく、車両になるので、ナンバープレートが必要。

・コンテナやプレハブに比べて遮熱性、防音性はケタ違いによく、家と同じ。

・作業場として使用するので間仕切りなし、水道も不要とした場合でもやはり500万円程度ということで1年目の作業場としてはちょっと厳しい印象。

・家自身にコンセントを刺すだけで使えるようになるのは画期的だし、移動できる家という考えはこれからの最先端かもしれない。

 

・プレハブハウスには中古と新しいものがあるが、中古は建設中のプレハブや企業の仮事務所として使われていたものが多く、7年間の減価償却終了したものを売っていることがほとんど。

・中古でも問題ないが、間取りは自由度がなく、安すぎるのはやはり傷んでいるので注意が必要。

・アウトレットの未使用品で2.3m×3.6mが90万円前後。2.3m×4.5mで100万円前後。間取りは自由。

・直接地面に置くのではなく、ブロックの上に乗せており、固定資産税がかからない場合もあるが、地域やケースによる。小さいものならおそらく年間15,000円程度。

・作業場なので内容の壁紙などにこだわらないが、遮熱性を高めるには屋根や外壁を断熱材で覆う方がいい。小さなコンテナでも厚み3センチ程度の遮熱壁で覆うとプラス10万円程度する。DIYで自分でやる方法もあり。

・設置は運んで平衡を取って乗せるだけなので1時間程度で終わる。電気をつなぐのはその後に実施するがそこまで時間は要しない。県内であれば輸送費と設置費用で5万円程度。

・不要になったハウスは連絡すれば買い取ってもらえる。よっぽど壊れていない限り、引き取り運賃分で足が出ることはない。(つまり無償引き取り可能)

・内部の暑さ寒さがネックになるが、使い方によって大きく変わるので正直使ってみないと分からない。ただ、内部がとても暑くなってからクーラーをかけてもなかなかすぐには冷えないのは事実。

・県内であれば無料で現地確認、見積もり作成は可能。

 

今回2件の業者を周ったが、どちらの営業の方も自社品を進めるだけでなく、デメリットも含めて正直に話してくれる感じで、高い買い物になる中で、いろいろと他業者や情報も見ていくことを勧められ、いい印象を持った。ネットで見るだけでなく、現地に行き、専門家に直接聞くことも大事。何よりネットで見ているより自分の記憶に残ることを痛感した。

 

 

圃場に戻り、トラクターのアタッチメントを付け替えようとしたけど結構時間がかかってしまった。やっぱり一人で付替えするには微妙な高さ調整などに時間がかかってしまう。今回わかったのはアナログだけど、下に木を挟むことで三点止めの一番重要な上のフックが引っかかりやすくなること。この作業はそんなに大変ではないので、これからはこの方法で行こうと思う。

①トラクターとアタッチメントの位置をある程度合わせる。

②木の板を挟むことでアタッチメントの高さとトラクター部の3点止めの角度を調整する。

③一番上のフックからかけていく。

 

日々成長。次回着脱時はスムーズにできるようになりたい。

 

もりちん