ゴールデンウィークが終わり、周辺の田んぼの水張りは一通り終わった様子。そのためか今朝は用水路に水がながれていなかったので初めて取水用のポンプのスイッチを自分で入れることに挑戦。とても簡単なことだけどプロ農家になったことを実感。スイッチを入れて、自分の圃場にまで水が届くまで13分かかることがわかった。また、はじめは溝のごみなどで濁っているので5分ほどしてから使用するようにする。
この水を使って、1000リットルタンクに水を溜めておけばいつでも使えると思っており、エンジンポンプを稼働させたが、なぜかうまく水が吸いこめない。取水するホースの方はしっかりと垂直に水に漬かっているので何かがおかしい。取り急ぎはジョウロで用水路から汲み取れるので育苗ハウスで問題はないが、エンジンポンプの説明書を再度読み込んで解決させていきたい。
取水ポンプで大事になってくるのが、ハウス栽培。ハウス内へのかん水設備をどのようにしていくかが悩むところ。本日は市役所に営農計画書について記入箇所確認にいったところ、「軟弱野菜等栽培ハウス設置事業」という制度があり、自分が考えている今年2棟の設置であれば対象範囲になる可能性があることがわかった。しっかりと資料を読み込んで申請していこうと思う。その後、近隣で直近でハウスを建てた農家さんへのヒアリングし、灌水設備も含めてより具体的なハウス像を決めた上で2者以上の見積もりを入手していく必要がある。
【補助金交付対象】
・1棟あたり100㎡以上の新設ハウス、およびかん水設備を設置した場合に補助するもの（中古や張替え、重複は不可）
・灌水設備とはさく井工事、揚水ポンプ、固定式散水設備及び電気設備などに係る費用、および工事費が対象となる
・未着工であること
・3年以上の利用権設定がされていること
・設置完了だけでなく、市の完了検査終了が今年度内であること
【補助金額】
・ハウス設置は、設置に要した経費の4分の1以内、50万円を限度とする
・かん水設備設置は、設置に要した経費の3分の1以内、30万円を限度とする
8月上旬にハウス建設を完成させるためには5月にはヒアリングし、6月には見積もりを取り、6月中には申請を上げていく必要があると思う。できるだけ早めに動こうと思う。
シカ対策用の防獣ネットは出入り口部分も含めて完成することができた。直管パイプを切るために金属のこぎりを買ったけど1本切るのに20分ほどかかった。この金属のこぎりは498円と安かったから購入したけど、今後も使うようであればパイプカッターの方がいいと思う。
小動物用の檻の方では、なんと昨晩仕掛けたキャラメルコーンが全てなくなっていた。肝心の檻の入り口は開いたままになっており、扉と連動している餌（唐揚げ）には手を出さなかったと思われる。現時点では圃場のジャガイモやサトイモに被害はないが、なんとか捕獲したい。対象の動物はキャラメルコーンが好きなことがわかったので、今晩は扉と連動する餌入れにキャラメルコーンをたくさん詰めることにした。明日が楽しみ。
もりちん