(vol.231) 2024/2/6(火) 地元中学2年生への有機農業に関する講義 | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

子どもたちへ有機農業の素晴らしさを伝えることができる場を中学校の先生からいただくことができ、ついにその日が来た。対象生徒は地元中学校の2年生の全3クラス、3コマ。

 

【授業の構成】

1.はじめに取れたての生のキャベツを試食してもらい、有機農業の味を感じてもらう。

2.有機農業に対するイメージなどを自由に話し合いしてもらう。

3.有機農業の定義や現在の日本の状況、有機農業のメリットなどを説明。

4.自分がなぜ中国から移住して有機農家になるのかを説明。

 

熱く熱く語らせていただきました。授業後には58件もの感想をいただいた。

・農家とはすごい楽しい職業だとわかった。

・キャベツの芯はいつも食べているものと違って美味しかったです。

・有機農業の野菜は食べたことがなかったけど今日食べて甘くておいしかったです。見つけたら買ってみたいです。

・有機農業は土をよくすることがわかりました。環境にいいし、甘いし、今度見つけたら買ってみたいと思いました。

・有機野菜を作っている人の考えを知れていい経験になった。特に虫を減らすのではなく、微生物を増やすという発想がすごかった。

・有機農業は時間がかかるけど環境に良い新時代の農業だとわかりました。

・100円で一つの栄養が入っているものより120円で3つの栄養が入っているのがいいと思いました。

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反省点としては、自分の生い立ちやなぜ農業に興味を持ったかを熱く話す際に、中学時代のことをもっと話した方がよかった。大学時代や社会人時代について話しても大人は興味がわくが、中学生にとっては遠い未来の話であり、あまりピンと来ていない様子だった。もし、これからも機会を頂けるなら食育をしていくことも自分の目標の一つにしているのでブラッシュアップして取り組んでいきたい。

 

子ども達に身近に有機農業について知ってもらえたことは嬉しく、夢達成の日となった。町のどこかでふらっとお会いするかもしれないし、自分の野菜を買っていただけるかもしれない。そのときに「美味しくないな。汚いな。」と思われないようしっかりと作っていきたい。

 

もりちん