開業にあたり絶対に必要な農機具ナンバー1はトラクター。最近は中古品が日本国内に出回らなくなっているし、馬力もいろんなものがあるし、その後のアタッチメントのことを考えるとどこのメーカーにしようかも迷うし、何しろ高い買い物なのでどうしたらいいか悩んでいましたが、ついに購入することができました。
JA主催の中古農機具販売市が早い者勝ちで開催されるという情報を入手し、隣の隣の町まで行ってきました。JA主催となるとしっかりといメンテナンスもあり、保証もあると思うので、早い者勝ちに殺到するのではないかと思っていたが、やっぱり高いものなので取り合いにはならず、一番ほしいものを買うことができました。
26馬力 アワーメーター1430h クボタ キャビン(屋根付き)で85万円。少し古くてアワーメーター(馬力×100時間が買い替えの目安。なのであと1100時間は問題ないと思われる)も進んでいるけど全体的にはきれいでエンジンも順調にかかった。前輪のひび割れが気になったのでJAと話して5万円程度で前輪を交換してもらうことにしたので、合計90万円で畑まで持ってきてもらえ、実際に畑で試乗しながら使い方を教えてもらえる。1年間保証もJAが付けてくれているのでしっかりと試乗のときに確認していこうと思う。
自分の新たな相棒。こらからが楽しみ。
農機具倉庫となる場所も通電手続きをしていくために電気屋さんに来てもらい、状況を確認。漏電はないようだったが、配線を防水タイプにしたりする必要はある。3月には電気が使える状況に持っていき、4月の開業を迎えようと思う。
有機JASの認証機関である協会の方から食農教育論(食育)のお話を聞くことができた。
・食育をすることは、食を選択する力をつけることになる。
・歯の種類(臼歯:門歯:犬歯=5:2:1)から穀物:野菜:肉系=5:2:1が理想という考えがある。
・米一粒から500粒の米が実ると言われているが、お茶碗1杯には3250粒も入っている。お米作りは大事。
・下水処理機能が向上した分、海の栄養が減ってきているいう皮肉な状況になってきている。
・世の中を変えていくにはナッジと呼ばれる楽しんで自然にやる動きになるように持っていくことが有効的。(男子トイレの便器に的をペイントするだけで掃除が楽になるなど)
・イベントでやる場合に、いきなり来てもらうより、事前にオンラインで話をしてから体験してもらうようにした方が有効に時間が使えるし、ワクワクが増す。
食育は少しずつ広まってきている。みどり戦略も同じようにじわじわと広がっていってほしい。来週には自分が中学生に食育する予定。楽しみ。
もりちん