秋冬作で葉物、菜花、高菜を進めるにあたって、深耕うん、太陽熱マルチ張りを実施。20畝くらいになるのでどれくらいの時間になるのか読めなかったけど、土がうまく深耕うんができればスムーズに行けることがわかった。深耕うんをしっかりかけて、管理機マルチャーで一つずつ丁寧に、かつスピーディーに仕上げていくことで自分たちの成長を感じた。特に感じたのは、一人で管理機マルチャーを使ってマルチ張りができたとき。数カ月前まで管理機を触ったことがなく、機械に対して苦手意識のあった状況からここまで来て、より早く、丁寧にもっとできる気持ちが出てきている。とてもうれしい。
でもマルチが足らず、結局数畝を残して本日の仕事は終了となってしまった。悔しい。
その他の作業でも未完了が多い結果となってしまった。これは今週作業リーダーとなった自分が割り振った仕事のやり方に問題があったのではないかと反省。仕事には完全な終了というのはなく、常にやろうと思えば存在するものだと思う。それをいかに丁寧に、スピーディーにやり遂げ、次の仕事にかかれるように仕向けて、全体計画を予定通り達成するかが作業リーダーの役割だと思う。
そこで、これまでは「この仕事が終わったら誰でもいいのでこの仕事に行ってください」というやり方を、チーム制にして、チームではこれとこれとこれをやり遂げてください。それでも終わったら他チームを助けて、それでも大丈夫ならこの仕事にとりかかって下さいというやり方に明日はしてみる。どうなるか楽しみ。
作業リーダーをやっていて、感じたこと。
・さぼりたいわけないけどよりきれいにやり遂げたいという気持ちがみんなにある。
・全体像が見えていないので自分の仕事に専念すればいいという気持ちになる。
・あまり仕事を決めすぎるとその場で突発で出てきた仕事や助けようという気持ちに水を差すことになってしまうし、ギスギスしてしまうと思う。
・天気に左右されることが多いので時間で区切るか、やりきるかが曖昧。
何が正解かはわからず、結局計画通りにみんなが気持ちよくやり遂げられたら正解なんだと思う。いろいろ工夫して組み立てていけるようになりたい。作業をみんなに割り振るのはまるでパズルのようで楽しい。この能力が身につけば、何を優先してやり遂げるかが身につくし、仮にどこかに雇用就農した際にも重宝される能力だと思う。全体の仕事量を把握し、瞬時に優先順位をつけられ、臨機応変に対応できる人材になっていきたい。
もりちん