(vol.135) 2023/9/25(月) ハウス栽培注意点・ニンニク播種・イチゴ定植 | もりもりばたけ日記

もりもりばたけ日記

2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

ハウスの端は外からの雨の影響で真ん中より水がつきやすいことから端の畝に水を好む春菊を植えており、そろそろ収穫適期。ただ高温で葉先が少し黒くなってしまった苗もあり、残念だがこれらは出荷は不可。

 

ハウスの場合、基本的にはF1種であれば発芽状態はそろうはずだが、まばらになってしまったのはかん水チューブの圧が強すぎて手前が逆にあまりかからなかった影響もあったと思われる。灌水が全てなので、しっかりとまんべんなくあたるよう細心の注意が必要。

 

また、どうしてもハウス内で虫に食べられたものが発生して取り除けない場合は、そのエリアの一部を虫に与えて他に行かせない方法もあり。

 

葉物は管理収穫なので、収穫した後の畝は何も残らないようにしていくことが大事。小さいものは取り除いていく。そうすることで次に回転させるときにスムーズにできる。また、端部に雑草が生えていたらそれもしっかりと取り除くこと。

 

一方、露地でも葉物を播種。夜露があるからかん水は不要と思っていたが、発芽するまではしっかりと水をあげないと難しい。なので播種は雨前を狙うこと

 

ニンニクは今年収穫したものを乾燥させ、一粒ずつ小分けしたものを播種。大きい粒のもの(7g以上)からは大きいものができやすいので大きいものをできるだけ選んで播種。種は芽が出やすいようにとがった方を上向きにする。最後の薄皮は剥かないほうがカビにやられにくい。冬を超えるには少し深く植えた方がいい(8㎝くらい、第二関節から第三関節くらい)。このひとかけからかん水もなにもせずに新しいニンニクができるというのがまだ信じられない。とても楽しみ。

 

イチゴは苗を購入して定植。イチゴの苗は値段が高いのでもしネットで購入する場合は、傷んでいたらしっかりと伝えること。マルチ穴の中をしっかりと湿らせて(1穴に300㏄程度)、そのまま定植するだけ。今回は畝間に余裕を持たせているが、込み合う場合はランナーの向きを合わせることが大事。ランナーが出る方に花が咲くのでそちらサイドから収穫することになる。マルチで焼けないようにするには北側に垂れさせるということも一つの考え。それにしてもどのように冬を越させるのかまだわからないけどこちらも楽しみ。

 

もりちん