中学3年の時の文化祭ですかね
学年合同の文化祭で「蜘蛛の滴」って劇に出ました。
それまでタヌキは引っ込み思案で常に人の後でした
クラスで代表を決めるとき立候補したんですが他にも候補者が手を挙げました
彼はクラス1のひょうきん者、吉本新喜劇で云えば座長ランクでギャグもありの存在です
タヌキはそのギャグに合わせてコケる方のその他大勢的にどう見てもタヌキには勝ち目はないです
担任の提案で主役の老婆のセリフ読みでクラスの決を取ることに。
まず彼から、いつものひょうきんさを出して大ウケ
次にタヌキの番です
当時、アイドルよりも吉本新喜劇に傾倒してたタヌキ。
ええい!ここは当時ファンだった吉本の谷しげる氏のノリでやりました
一同、シーン…(スベった?)
直後、大拍手。タヌキはクラス代表に決まりました
彼は笑いながら、肩を叩いてくれました
その後、彼は劇の裏方のスタッフとしてセリフ読みの相手をしてくれたり演技指導をしてくれました
劇の方は主役ではなかったけど3番目くらいにセリフの多い役で伝説の「蜘蛛の滴」を探し求める旅人(公儀隠密?)三人衆の一人でした。
本番は緊張しまくり途中セリフ飛ばしちゃって新喜劇にしてしまいましたが何とか演じきりました。
それが最初で最後の初舞台ですかね(笑)
あれから調子に乗って大学生の時に東京の某大手プロダクションのオーディションを受けましたが自分の適性の無さを痛感し転進しました
なので今があるわけですが(^^ゞ
今から40年前の話です
光陰矢の如しですね~