プッシュアップ(腕立て伏せ)をやってみよう… | プロフェッショナルコンディショニングマスター森部塾長 獅子奮迅!

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『ポジトレ®』(商標登録第5825202号)メソッドによりジャンルを問わず結果を出し続けていることから優勝請負人と言われるようになりました。そのノウハウを記事にしています。

読者のみなさまは、毎日最低1分以上の(ある程度ハードな)トレーニングを実践なさっていらっしゃいますか?

どうして、冒頭でこの事を確認させていただくかというと、健康づくりの3要素である「運動」「栄養」「休養」は、生活習慣の柱として「毎日」実践しなければならないことだからです。
習慣というのは、「たまに」ではなく、「毎日」行うことを指すと理解した方が良いでしょう。その理由は、運動以外の要素について考えてみると分かり易いと思います。

誰でも毎日「食事」を摂り、
毎日「睡眠」を取りますよね?

◎食事は生命維持や生活動作に必要なエネルギー源や栄養素を得るために、
◎睡眠は心身の疲労を除去し、回復や成長を促進するために

「毎日」必要なものです。

したがって…

「3要素」と並列するからには、運動も「毎日」実践しなければバランスが取れないのは当然なことだと言えます。

そもそも人間も自然界の「動物」です。それならば、人間も自然界に倣って、「全力で逃げる」「全力で追いかける」生存競争(に相当すること)を毎日行うべきでしょう。

「全力」という(自然界における)命懸けの時間は、数秒から長くても数分です。本ブログで度々「運動は1日1分からでOK」としているのも、別に奇をてらったからではありません。それでも十分に意味のある運動が可能だということなのです。

さて、それでは今回は【アームスタンディング】という種目をご紹介します。何と、この一種目だけでも全身の強化が可能な運動です。一体どんな運動だと思いますか?実はどなたでも一度は経験がある運動の「一部」なんです。
腕立て伏せってご存知ですよね?体育の授業や部活動等で必ずといって良い程「やらされた」アレです。そして、アームスタンディングとは、腕立て伏せで肘の曲げ伸ばしをせずに、伸ばしたままの状態を保持する「腕立て」姿勢のことなのです。これがなかなかにきつい。腕や脚、胴体の長さや重さに加えて、背骨や骨盤の可動性の高さが、負荷になるからです。



具体的な手順は次の通りです。
・四つ這いになります。
※この時、両手の幅は肩幅にします。ちょうど肩の真下に手首が来ます。
・次に片脚を後ろに真っ直ぐ伸ばして、足指を反らして足首を90度に固定します。
・続いてもう片方の脚も伸ばして、左右の足を同様に固定します。
・頭部から足首までを一直線に保ってください。
※頭を下げたり、腰を反らしたり、お尻を持ち上げてはいけません。
・そのまま1分間保持しましょう。

効果:全身の引き締め・腰痛予防・膝痛予防・姿勢バランスの改善等