【本日環境アセス審議会開催に懸念】神宮外苑は歴史的史跡
銀杏並木と緑を破壊する開発の着工強行しないで❗️
おはようございます!
本日は【東京都環境アセス審議会】が開催されます。
8月の環境アセス審議会の開催も、急遽の開催通知に、出張先からオンラインで傍聴させて頂きましたが、
今回の審議会は、8月の環境アセス審議会で
事業者が作成する評価書について、評価書案についての答申指摘事項が反映されているかどうか、審議会で審議することについて意見があり、
審議の結果、条例上も可能であるということで、これまでは行われてこなかった
評価書の審議を審議会で行うこととした”大変重要な審議会となります。

にも関わらず、今回の開催については環境局HPに載っていたものの、東京都が、都議会・都議にも開催を知らせず、
12月15日の都議会を閉じるのを待ち構えていたかのような12月20日公示、26日開催という年末の抜き打ち的な審議会開催に、年末年始の着工強行を事業者が行おうとしているのではないか?との疑念があり、更に都民の不信感を増す運営となっていることは、極めて遺憾であると云わざるをえません。

12月20日超党派による
『神宮外苑を守る有志ネット緊急院内集会』が開催され、
樹木伐採だけでなく、景観、環境破壊、歴史的文化的価値の損失など様々な問題を抱えたまま、動き出そうとしている神宮外苑再開発に対して、
多くの懸念や疑念が広がる中、計画の見直しを求める超党派国会議員連盟が結成され、

8月の環境アセス審議会で求められた「根幹調査」において、樹皮を傷つける様な調査が行われている実態に、専門家からも疑義が上がっており、環境アセスの担当者に、調査方法を確認し見直しを求めました。
20日の緊急集会では、港区議会・新宿区でも、
【神宮外苑の名勝指定】の動きがあり、
神宮外苑保全の機運が高まる前の、強行着工は絶対に許されるものではありません!

引き続き、神宮外苑の銀杏並木と緑を守るため、
都議会からも環境保全の専門家・市民の皆さまと共に声をあげて参ります。

2022年9月15日都市整備委員会【神宮外苑地区再開発に関する陳情】に樹木を守る意見表明を行いました 
民有地の緑を守るのが都市計画であり緑の保全計画。都は都市計画の当事者として関与してきた経緯を踏まえ樹木を保全する事を求めます。
#もり愛 
#まちに森ひとに愛
#環境アセス

2022年10月10日に専門家の先生方と、
神宮外苑前ウォークに参加して、樹木の点検に参加させて頂きました。



2013年 オリンピックという大義名分のもとで、都市計画法を変更してまで、

本来、青山では90m建たない伊藤忠は80m

新たな計画は190m、180m、80m



球場の観客席の
今の国立競技場が47m

名神宮が経営している 絵画館前にテニスコートを設置する事で、周囲の樹々が切られてしまう。

東京都の環境アセス
都の諮問機関で、今問題にしている。

明治時代には、陸軍の練習場であり、当時は木もほどんど無かった。

明治天皇が亡くなり、京都に埋葬された後
明治天皇の葬儀が行われた後の場所


渋沢栄一
内苑は国の管理
外苑は、民間の管理として、今は明治神宮の所有となっているが、明治神宮が作った森では無く
未来永劫守って欲しいと言う先人たちの思いを託された場所



樹木というのは、樹幹の倍の根を張らねばならないが、今の計画だと、樹木が充分に根を張る事が出来ない。
樹木はすぐには枯れないが、
徐々に衰退してしまう。
樹形、水脈

環境アセス

銀杏並木の外側に椎木が生えているが、椎木は全て切り倒され外壁は直前まで近接している為、
銀杏並木に与える影響は甚大。

隣接して190m、180mの超高層建築が建てられれば、木漏れ日すら奪われてしまう。

明治神宮外苑青山駐車場よりも手前に建物が立つ計画

野球場は戦前の明治の建物

19本の銀杏並木は、創建時の銀杏

数値を変えただけで方針は変えていない。

銀杏並木同士は、地中で、根っこ同士が絡み合っている為、
専門家は、移植は不可能だと指摘している。


絵画館前 創建時は、幼木だったのが、
歴史的樹木である。

樹木の価値 命としての樹木として捉えられていない。

こちらに、テニス場が移植

外苑は、国費で作られた国民的プロジェクトであった。

一時、GHQにより運動場になった事で、通り抜けが出来なくなったが
絵画館前は、計画エリアに入っていないため、
このエリアの230本の伐採は、伐採樹木の本数にカウントされていない。

緑色 明治神宮の所有
ラグビー場は国

青山練兵場で、長年国の所有
管理は、施設ができた際に、明治神宮に寄付された。
戦後、GHQが世襲した。
昭和26年の返還に合わせて、戦後の混乱期

ここの景観が守られるかー
風致地区制度ができた 第1号

内苑、外苑を指定しなかったには、当然守られるべきものと考えられて来たから。

周辺の繋がる

1963年 東京都としては、景観が守られるべき地区を、風致地区に指定した。

それだけ、行政は景観を守るために万全に考えられた。

明治神宮にかなり安い金額で払い下げられた。

事業者は明治神宮

絵画館は、国の重要文化財

明治神宮の芝生広場
西洋庭園として完結する。

日本で初めての、本格的な西洋庭園として、
国の名勝に指定すべき。

国の名勝に匹敵する。そうすれば、充分な国の補助金も入ってくる。


周辺の木が、道路に面している樹木以外は、全て伐採の対象となる。

シンボリックな「大銀杏球場」と言われる
樹齢100年の樹木も伐採対象

株立になっている珍しい大銀杏

ここが計画地区ではない。
明治神宮の土地

新宿区の天然記念物として

母親木は、
正面に銀杏並木4列 伊藤忠90m オラクル100m

新しい計画は、その2つを足した高さ

伊藤忠ビル   190m
野球場+ホテル 60m
複合棟 185m
複合棟 80m
ラグビー場  55m

PFI事業なので、答弁できない。

とても安い金額で入札したが、
他の入札業者が驚くような価格で入札された。

ラグビー競技場 常に屋根付き。
ラグビー 屋内で、人工芝

既に下水道・水道の移設工事が着工されている。