生きているってどういうこと 中村桂子 その2 | 希望の持てる日本社会に 横浜村塾 by 愛の経営参謀

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人生は経営、そして、企業経営も根っこは同じ、
人生の真理を求めて、経営する
すると結果がついてくるのです
世の中のお役に立つことが基本です。
利他の心で、感謝の心で、学んで良き知恵にして行動です。

 

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モノ、形の時代から、心の時代に入っています。
このコロナ危機で、世の中が大きく変わる。

今までの偏差値という価値観だけでなく、

モノづくり日本の専門大学を、いかかですか!!!

日本には素敵な「和の心」があります、利他の心で、

奉仕の心で対応すること、すると、周り回って自分に

返ってくるのです、求めるのでなく自然となんです。
調和・協調・感謝・報恩です。

このブログの講師の方々の生き方が、

それを感じさせてくれます。

 

 

生きているってどういうこと 中村桂子 その2

 

人として謙虚に感謝して生きる、そう感じさせてくれます。

生命全体の38億年という長い歴史の中で、私たち人類は

ヒトとして誕生、ここ百年の間でも文明・科学の進歩、すさ

まじいものですが、まだまだ未知のものがある。そして、

今回のコロナ問題、自然環境の変化、初心に還って、一人

一人が真摯に考え行動する時と感じました。中村桂子先生、

ありがとうございます。

 

中村桂子(なかむら・けいこ)

JT生命誌研究館館長、理学博士。
1936年生まれ、東京都出身。1959年、東京大学理学部化学科卒業、1964年、

東京大学大学院生物化学専攻博士課程修了。三菱化成生命科学研究所人間

自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授などを歴任し、1993年、大阪府高

槻市にJT生命誌研究館を設立。主な著書に『中村桂子コレクション いのち愛

づる生命誌Ⅳ はぐくむ 生命誌と子どもたち』(藤原書店)、『「ふつうのおんな

の子」のちから』(集英社クリエイティブ)他、多数。

 

人間も生きものの一つであるという当たり前のことを基本に、「生きているって

いうことはどういうこと」という、これも誰もが持つ問いを問い続けながら、納得

のいく暮らし方を考える。

 

私の関心を一言で表すとこうなります。

人間、生きもの、生きていること、暮らし方。

なんとも平凡なことですが、今の時代、これがとても大事だという気がしています。

 

というのも、この当たり前が、あまり当たり前でなくなっており、そのために毎日

の暮らしがちょっと息苦しいというのが実感だからです。

 

生命科学の世界も、今や研究成果を科学技術として活用し、薬の開発などにつ

なげて経済の活性化に役立たせることが最大の目標のようになりつつあり、しか

もそこでの経済とは、まさに金融経済であることを考えると、「人間は生きもので

す」ではなく、「人体は株価を上げる宝の入ったお蔵です」といいうことが当たり前

になりかねない気がするのです。

 

もちろん、経済も科学技術も人間の活動の一つとして大事なものであることは認

めます。でも「命あっての物種」という言葉があるように、一番の基本は”生命”。

そのうえで、科学技術も経済も動かすという逆の発想をした方が、暮らしやすい

社会になるのではないかと思えてなりません。