先日、平成26年度の「市政アンケート」の調査結果が発表されました。


「市政アンケート」では、毎年市が行う施策41項目を抽出し、5,000人を対象としその満足度や期待を調査しています。


 全41項目中、最も満足度が低かった施策は『健全な財政の維持』で、次に低かった施策は『中心商店街の活性化』です。


 例年『中心商店街の活性化』は、満足度が低い施策の代表格となっています。


 そんな市民の不満が高い『中心商店街の活性化』に、先日大きな朗報が飛び込んで来ました。


 これまで大きな懸案事項であった「旧ジャスコ四日市店A館跡地」に、大和ハウス工業が『分譲マンション』を建設する事が発表されました。



 「ジャスコ四日市店」の閉店から13年、ようやく跡地の活用が決まりました。


今回対象の土地の面積は1,700㎡あり、15階建てで121戸入ることになっています。


 先日ブログに書いた、「サンシ前」の空き地の再開発と重ねて、商店街の空き地が大きな転機を迎えています。


《前回ブログ》

【中心市街地活性化に向けて!】商店街の空き地に新しい動き!

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11925820623.html


 中心市街地の活性化はまず中心市街地に居住される方を増やす事が大切です。


 そういった意味では、今回の分譲マンション建設は中心市街地に大規模な人口流入となる為、活性化に向けて大きなインパクトとなります。


 また、現在四日市市は大和ハウス工業に対して、当分譲マンションの低層階で公共的な利用が出来る施設を設けられないかと申し入れを行っています。


 居住者を増加に加え、中心商店街に外部の人を呼び込める魅力ある施設をいかに設けていくかも大切なポイントです。


 今後、地元の方や商店街の方、行政が一丸となって、低層階利用について今後協議が行われる事になります。


 まちの活性化の原点は民間の活力の起用です。


今回は、大和ハウス工業さんの資金によって、大きな開発が行われます。


 その資金をどうまちの為に活用できるか。


 四日市市議会でも、中心市街地活性化に力を入れていこうと議員有志で、『まちなか元気づくり議員連盟』が立ち上がりました。


当開発については私も大きな期待をしています。