2015年に入り3回目のブログになります。


 前回、前々回と2014年の振り返りでしたので、実質的に今回が2015年初めてのブログとなります。


 いつも、年初、年度始めには、『雑感』というテーマで、森智広の議員としての考え方や想いをブログに綴っています。


 今回のブログのテーマは、『政治の信頼を取り戻す!【まずは自分が信頼される事から】』です。


時代の流れなのか、政治(政治家)が不甲斐ないのか、近年人々の政治への関心が著しく低下しています。


 四日市市においてもその傾向ははっきりと現れています。


これまでの市議会議員選挙の投票率の推移を見ても明らかです。


 およそ30年前に行われた昭和58年の市議会議員選挙は78.32%の投票率があり、ほとんどの方が投票を行っていました。


 その後、投票率は下降線を辿ります。


 78.32%(S.58)⇒77.49%(S.62)⇒68.01%(H.3)⇒62.05%(H.7)⇒61.77%(H.11)⇒57.57%(H.15)⇒53.35%(H.19)⇒50.90%(H.23)


そして、4年前の市議会議員選挙では50.90%と、およそ半分の投票率となりました。


 私は沢山の市民が市政に参画し、皆が当事者意識を持ち活動し、多様な意見を市政に反映出来てこそ新しい未来を切り拓いていけると考えています。


 市政に無関心な人達をこれ以上つくってはいけません。


 政治は世の中のルールを作るのです。


つまり、世の中の道筋を提示していくのです。


 利益分配の時代を終え、世の中における政治の相対的な影響力は低下しているかもしれません。


 しかし、政治の必要性は変わりません。

 

 私は政治の必要性を強く感じたからこそ、4年前政治の世界に飛び込み、ここから世の中を変えていくと誓いました。


 私は、ずっと「政治を諦めないで下さい!」と発信しています。


 信頼出来る政治とは、信頼出来る政治家から始まると考えています。


投票率を上げる為に、投票所の数を増やしたり投票時間を延長したりする事も必要でしょう。


しかし、投票率向上の本質は、各議員が真剣に四日市について議論し、活動し、市民の皆さんが政治家を信頼し、政治に期待をする空気をつくっていく事だと思います。


 一人の議員が出来ることには限りがありますが、私はこれまで駅立ち、街頭演説、市政報告会、ブログ等を通じて継続して情報発信を行ってきました。


 議会においても積極的に条例提案や会議体の設置提案、議員発議等を行ってきました。


こういった活動が少しでも市民の皆様に届き、政治への関心につながればと思い、自らの信じる道を歩んできました。


 残された任期は3ヶ月半程度ではありますが、これからも市民の皆様から負託を受けた一人の議員として、その責任を自覚し「政治を諦めさせない!」という強い信念を持って活動を続けていきます。


《雑感シリーズ》


■森智広が考える政治家像

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11127024277.html


■議員の可能性について考える(議員は何が出来るのか)

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11442397332.html


■議員の覚悟ある意思決定とは

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11503370137.html


■議会審議に情は必要か【良識ある議員を目指す】

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11747789554.html


■問題提起し続けることが自らの役割 ~嫌われない政治からの決別~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11811127765.html