四日市市においても他の自治体と同様に少子化問題を抱えております。


 平成22年度の四日市市の公立小学校に通う生徒は18,136人でありますが、平成31年度は16,240人と1,896人(10.5%)の減少が見込まれます。

 

 一方、平成22年度の四日市市の公立中学校に通う生徒は8,659人であり、平成31年度は7,784人と875人(10.1%)の減少が見込まれます。


 このデータからも、四日市市における少子化の実情を読み取ることが出来ます。



 以下に、平成22年度〔実数〕と平成31年度〔推計〕の四日市市の小中学校の生徒数の推移を掲載します。


これは、教育委員会から入手した資料を私が加工したものであります。



 このデータを読み取ると、小中学校は一部の学校を除きほとんどの学校が大幅な生徒数の減少に直面するという事です。

 しかも、その傾向は現在生徒数が少ない学校ほど顕著にあらわれます



このブログを読まれている方も、自分の頃はもっと生徒数多かったよなと思われる方も多いと思います。


 今後、小中学校の統廃合の問題が大きくクローズアップされていくでしょう。


既に、東橋北小学校と西橋北小学校、三浜小学校と塩浜小学校の統合が推し進められています。


 この状況を重く受け止め、行政も市政も少子化の問題に対峙していかねばなりません。


 こういった状況を、四日市の市民の皆さんが知って頂く事が大切だと考えます。


 今後もこういった情報を発信していきます。



■平成22年度時点で生徒数が多い四日市市の小学校上位10校 〔()内は、平成31年度推計〕


1.川島小学校     851人 ⇒(766人) ▲10.0% 

2.常盤小学校     843人 ⇒(955人) +13.3%

3.大矢知興譲小学校 840人 ⇒(759人) ▲ 9.6%

4.海蔵小学校     817人 ⇒(951人) +16.4%

5.常盤西小学校    708人 ⇒(827人) +16.8%

6.楠小学校       683人 ⇒(536人) ▲21.5%

7.日永小学校     671人 ⇒(709人) + 5.7%

8.富田小学校     664人 ⇒(716人) + 7.8%

9.内部東小学校    623人 ⇒(514人) ▲17.5%

10.富洲原小学校   619人 ⇒(404人) ▲34.7%

 


■平成22年度時点で生徒数が少ない四日市市の小学校上位10校 〔()内は、平成31年度推計〕


1.東橋北小学校    71人 ⇒(40人)  ▲43.7%

2.三浜小学校     92人 ⇒(84人)   ▲8.7%

3.西橋北小学校   161人 ⇒(157人) ▲2.5%

4.中央小学校     207人 ⇒(163人) ▲21.3%

5.小山田小学校    214人 ⇒(178人) ▲16.8%

6.塩浜小学校     219人 ⇒(129人) ▲41.1%

7.水沢小学校     230人 ⇒(144人) ▲37.4%

8.八郷西小学校   238人 ⇒(178人) ▲25.2%

9.河原田小学校   244人 ⇒(199人) ▲18.4%

10.笹川東小学校   273人 ⇒(161人) ▲41.0%



■平成22年度時点で生徒数が多い四日市市の中学校上位5校 〔()内は、平成31年度推計〕


1.朝明中学校    710人 ⇒(180人程度) 〔大矢知中学校新設の影響を考慮〕 ▲74.6%

2.南中学校      639人 ⇒(641人) + 0.3%

3.内部中学校    634人 ⇒(575人) ▲ 9.3%

4.常盤中学校    624人 ⇒(720人) +15.4%

5.山手中学校    598人 ⇒(627人) + 4.8%



■平成22年度時点で生徒数が少ない四日市市の中学校上位5校 〔()内は、平成31年度の推計〕


1.橋北中学校    121人 ⇒(83人)  ▲31.4%

2.塩浜中学校    149人 ⇒(80人)  ▲46.3%

3.保々中学校    197人 ⇒(180人) ▲ 8.6%

4.西陵中学校    224人 ⇒(146人) ▲34.8%

5.港中学校      227人 ⇒(202人) ▲11.0%