わたくしの不注意にて、一度公開した記事を消してしまいました。

コメントをくださった方には深くお詫び申し上げます。

少しですが、追加をしまして再度掲載いたします。



近江八幡に一泊した翌朝、目の前の長命寺には行かずに第12番の岩間寺に向かいました。


毎月17日(ご縁日)のみに、JR石山駅から岩間寺へ直通のシャトルバスが運行されます。


岩間寺も車があれば、お寺の近くの駐車場まで行かれますが、


そんなものはないので、このバスを利用しようと思っていました。


お寺回りをするときは、遠い、アクセスが悪い、道が険しいなどのところには


朝一番から最優先して回るようにしています。


あそこに行ってからにしよう…などと楽観的に予定を組んでいると


結局行かれなかった(T_T)


という苦い思いを何度もしているからです。


と、言ってるくせに、最終日にもそれをやらかしてしまいますが・・・



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バス乗り場は、JR石山駅から徒歩で2分くらいのところにあります。

最近変わったんでしょうか?


石山駅で係の人が案内をするために立っています。

駅前のバス乗り場ではありませんので、時間的にも余裕をもって

行かれたほうがよろしいかと思います。



バスはおじちゃん、おばちゃんでいっぱいでした。

料金は、岩間寺の拝観料を含めて一人800円。岩間寺についてから支払います。

帰りの料金は徴収されませんので、往復料金のようです。



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西国三十三 第12番 岩間山正法寺

ぼけ封じ、厄除け、雷除けに御利益があるとか。


左下でオレンジ色の法衣の僧侶が、参拝者に加持祈祷をしています。

祈祷をしていただいた人は、志納をされているようです。


どこか痛いところはありますか?


と、お坊さまが聞きます。


うーんと、アタマかな。


そうですか、では。



えいっ、いゃぁ



さてさて、気合いとともに僧侶が振り上げましたるは



シャキーンキラキラ




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あの三鈷杵でした。



腰痛の人には、腰に三鈷杵をあてて、アタマがちょっとの人には

ガンガンと頭につきさしている、ように見えます。


ちょっとこわいです。

目を合わさないようにしてしまいました。



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ささ、お加持して差し上げますよー

いらっしゃーい



岩間寺の境内には、「芭蕉の池」というのもありました。


「古池やかわず飛び込む水の音」


という句の池だいうことです。



こちらは、白姫龍神さまです。

女性が拝むと美人になるんですって、ですってよ!


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帰りのバスまで時間があったので、奥宮神社まで歩いてみました。



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この道は上醍醐への道でもあります。

昔の人達はこの道を歩いて巡礼していたんだなぁ。




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奥宮神社から見た琵琶湖方面の景色です。



そして、帰りのバスに乗りました。

これから西国10番の三室戸寺に行くつもりでした。

三室戸寺は毎月17日に宝物館が拝観可能になるからです。


このバスは、行きは岩間寺直行で途中下車はできませんが、

帰りは途中の石山寺で降りることができます。


バスが石山寺で止まったとき、一瞬の決断でそこで降りてしまいました。


正直、ちょっとだけ寄ってからでも間に合うという気持ちがありました。


しかし、これほど石山寺での滞在時間が長くなるとは想定外でした。


これでまた予定が狂いました。



観音正寺の山道を降りて、観音寺口から再びバスに乗り、石馬寺で下車。

さらに徒歩で15分程のところに石馬寺はあります。



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1400年前。 聖徳太子が霊験の地を求めて繖山付近を歩いていたところ

馬が足を止めたので 松の樹に馬を繋いで、山の地形を観察に行った。

聖徳太子が戻ってくると、馬は石と化していた云々、という縁起です。


天台宗の寺でしたが、いくつか転宗をした後、今は臨済宗妙心寺派のお寺です。



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奥へ進むと石段の参道が現れる。

あの真夏のような日差しも差し込まない鬱蒼とした参道を登ります。

まるで空気が違っています。



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階段横にはかわいい石仏。

近江の道では、ほんとうにたくさんの石仏が見られますね。



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ここでも、年代の古い石垣が見られます。

昔は、石馬寺の塔頭や宿坊などがたくさんあったのだといいます。

戦国時代、織田信長の佐々木氏攻めの際の戦禍で伽藍を失いました。



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途中で六所神社へ続く道と別れます。

神社への道はさらに暗くなり、階段も苔むしています。

10分ほど登ると本堂です。


拝観受付の玄関にて呼び鈴を押しました。


「はい、あ、拝観ですか?いいですよ」


若い僧侶が出てきて、収蔵庫と本堂の扉を開けて下さいました。


収蔵庫の真ん中に白目がちの丈六阿弥陀様がデーンと座ってます。

他には、四天王(多聞・広目・持国・増長)、十一面観音2体、大威徳明王

役行者and前鬼、後鬼の像がずらっと並んでいました。



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大威徳明王


足を折って、横を向く牛がいいですね。

東寺の仏様とほぼ同じ大きさで迫力あります。

役行者像もすばらしいものでした。全て重要文化財です。

正直びっくりしました。来て良かったです。


そして、お礼を言って帰ろうと声をかけましたら、


あ、お茶でも飲んでいって下さい、

遠方から来た人には特別に お庭を見ながら縁側でどうぞ。



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拝観受付をして下さった若い僧侶は、ここ石馬寺のれっきとしたご住職でした。

いやぁ、恐れ入りました。


石馬寺のご住職になって3年、現在31歳だそうです。

京都の天竜寺で修行し、初めて石馬寺に来たときから、

ここがとても気に入ってしまったそうです。


もともとは関東地方の生まれだったこと。仏門に入ることは反対があったこと。

お寺での暮らしの様子など、いろいろなお話を聞きました。


最後に一つ、お伺いしました。


「本堂のお前立ち様の後ろはどなたがお入りなんですか?」


「あ、あれは聖観音さんですね」


「開けないんですか?」


「いやあー、あれは先代の住職からも・・」


「開けましょうよ( ̄∇ ̄+) 」


「わっはっはっ」


命知らずなことを言ってしまいました。


やはりだめなようです。



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この境内は、ご住職が大好きな景色だそうです。

あと、一か月もたつと赤く染まり始め、さぞ素敵でしょうね。


石馬寺は、近江に来たときには必ず寄りたいお寺になりました。



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東京を出発して、最初にめざしたのは、滋賀県にある西国33の第32番、観音正寺でした。


観音正寺への主なルートは下記の3つがあります。


・マイカー等で有料道路を通って行く。駐車場から少し石段を登るだけで一番楽。車さえあれば。


・安土駅から徒歩。またはタクシーで参道登り口まで行き、急な石段をひたすら登る表参道。


・そして、能登川駅からバスで観音寺口まで行き、ここから登る裏参道ルート。



この日は、裏参道と呼ばれる道を登ることにしました。


早朝の新幹線で米原まで行き、JR琵琶湖線の能登川駅からバスに乗り、

観音寺口というバス停で降りました。



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裏参道ルートは、距離はありますが、比較的緩やかな道?(うそっぱちだぞ)

とガイドブックに書いてあったのと、帰り道にバスを途中下車して石馬寺に寄りたかったからです。


観音口バス停から、少し山側へ入ったところにある結神社の境内の中に

参道の入り口がありました。



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結神社



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右の道を登りはじめますよ



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自然石を積んだ石段や、丸太を置いた階段が続きます。



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ある程度予想はしていましたが…



これより先は写真をとる余裕がありません…


だって(T_T)


足の先を小さなしっぽが、ちょこちょこ横切ります。

たぶんトカゲの類でしょう。とかげ


ひぇー!と思い先を急いでいると、留守にしている事務所からメールが入りました。


立ち止まり、返信していると、大きなハチが目の前に\(゜□゜)/ギャー



道はやっと一人通れるくらいの幅です。

その道を黄色と黒のシマシマの蜘蛛が巣をはっています。


こわいよう((>д<)) と、おそるおそる巣の下をくぐります。


こんな思いをして登ると、視界が広がる場所に出ました!

五個荘の町の田園風景です。



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いい眺めですねー。

ここで、蜘蛛のヤツらを横目で牽制しながらも、ひと休みしました


途中、道が草と木で覆われて、どこが道だかわからないところもあります。


急な登りが続き、決して緩い道ではありません。


そして登り始めて約50分ほどで、やーっと平らな道に出ます。



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この方たちは駐車場から歩いてきた人です。



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山門ではなく、仁王像が直にお出迎え。


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本堂


西国33観音 第32番 繖山 観音正寺

本尊 千手観音


聖徳太子が創建したと伝えられる。

平成5年に本堂と本尊が火災で焼失したため、現在は新たなインド産の白檀の木で

造られた千手観音さまが再建された本堂におられます。


この時は、バスツアーの方たちが、懸命に観音様の御身を拭っていました。




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本堂の裏手には、なぜかたくさんの石が積んであります。



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そしてこの山には、佐々木六角氏が築いた観音寺城跡もあります。

お寺の近くにも趣のある石垣が見られます。


帰りは、またアノ道を下るのはイヤでしたが、石馬寺に行くためには仕方ありません。

登るより下りるほうが危ないので、気合いを入れて行きました。


でも、途中でちょっと楽しいことがありました。

カメ農園の不思議なチョウみたいな小さな黄色い蝶がひらひらと飛んできて、

私と一緒に道を下りはじめたのです。


え、案内してくれるの?


まるで道案内をしてくれているかのようでした。


しばらく一緒に歩いていましたが、ここまでね。というようにどこかへ

消えていきました。

すると今後は茶色いチョウがやってきました。


あら、今度はあなたなの。


茶色のチョウは、気を悪くしたようで、すぐどこかへ行ってしまいました( ̄ー ̄;




初日の、ここ観音正寺が一番心配でした。

幸いお天気にも恵まれ(超暑かったけど)無事に下山できまして、ほっとしました。


次は、行ってみてよかった、石馬寺です。




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うむうむ、満足じゃ。