いつもお寺回り等で、公共の交通機関を利用していますが、



地方のバスなどは本数が少なく、1時間に1本というのも珍しくありません。



たとえば、目の前でバスに乗り遅れ、あと1時間後にしか次が来ない。



ということになったらそのまま待ちますか?



移動手段がそのバスしかないなら仕方なく待ちますが、



少し遠回りでも、他に目的地に行く手段があれば…






或る、イタタな女の話です。




その日は朝から、M寺に行こうと張りきっていました。


お昼前に京都駅に友人を迎えに行く約束があり、その前に行ってこようという算段でした。




要するに


何が言いたいのかというと


この1時間後のバスが待てず




散々うろうろし、あげくにその1時間後のバスにも



乗り遅れました。



バスが待てず、電車で行こうと試み



その電車も意外に時間がかかることに気付き



再び電車で元のバス停に戻ろうとしたら



この電車が遅れ



必死に走りましたが



非情にもバスは通り過ぎました(T_T)/~マッテー



東京ではJR線などが人身事故などでよく電車が止まります。


このままホームで運転再開を待つか、


振り替え乗車券を貰って他社の鉄道を利用するか、


迷うことがあります。


案外、待っていたら早く復旧した、ということもあります。


待つボーダーラインは30分な気がします。


30分待つことに耐えられれば、あと30分、


すなわち1時間はすぐに経ってしまうでしょう。


とにかく判断ミスをしました。



結局M寺には行かれず、近くの平等院に行きました。



O課長のブログ

なんと青い空と鳳凰堂が美しいんでしょう。


鳳凰堂の拝観は、すでに1時間以上待ちでしたのでまたもや断念。


でも、ミュージアム鳳翔館でこの方に会えました。



O課長のブログ
雲中供養菩薩の南24号さん


ブログのプロフ画像で使わせていただいている方です。

この像には、「愛」という墨書きがあり、「金剛愛菩薩」という

ご尊名をもっているようです。


この日から二日間は、今年五月に一緒に京都・奈良を旅した仏友と合流し、

札所巡りを忘れて、京都観光を楽しむことに相成りました。


ボク、大津市観光キャラクターのおおつ光ル君です!


O課長のブログ

和歌も詠めるし、ローラースケートも得意なんだ!


ん?ローラー?ああ、ヒカルゲンジだからか…



ということで、岩間寺に続き大津のお寺です。



岩間寺からバスに乗り、石山寺で降りてしまったところからです。

石山寺ははじめての参拝でした。



O課長のブログ O課長のブログ

東大門

参道がながーい。

どうやら、思ったよりデカイお寺です。

ちょっと寄っていこう、というのは考えが甘かったです。


O課長のブログ


木々に囲まれた本堂は、滋賀県最古の木造建築で国宝指定。

O課長のブログ O課長のブログ

西国三十三 第13番 石光山 石山寺


ご本尊の如意輪観音は秘仏ですが、高さ5メートル以上もあるとのこと。

2009年に御開帳があった模様です。

次回のご開帳日には、ぜひお目にかかりたいですね。


O課長のブログ




O課長のブログ O課長のブログ

紫式部さん、ただいま執筆中。

紫式部が石山寺に参籠したときに源氏物語を起筆したということにちなんでいます。


国宝の多宝塔は修復中で白い覆いがかけられていました。

(平成24年3月までの予定)

多宝塔内に安置されている快慶作の大日如来様は、滋賀県近代美術館に

お出ましになっているそうです。


せっかく来たので、広い境内を散策してみました。

本堂の裏をぐるっと散策路が出来ていて、花や紅葉の季節の散歩には

とても良いところだと思います。


案内地図によると、奥のほうに補陀洛山というところがあるらしい。

補陀洛山は観音様がお住まいの山ではないですか。


さっそく行ってみました。


O課長のブログ

西国観音霊場とかかれた案内版に従って進むと、西国三十三観音の

石仏が道に沿って安置されていました。


O課長のブログ
第一番の石仏 如意輪観音


第二、第三、四・・・・ずーっときまして、


第二十七番も如意輪観音さま
O課長のブログ
カラダでかくてごめんね。

え、化粧まわしじゃないわょ、前掛けよむかっ



三十三体の石仏たちを一つ一つ見るのは結構大変でした。

現実に、三十三のお寺を回るのがいかに大変かを思い知りました…


木立の中の本堂

ちょっと暗くなると明かりが入って厳かな雰囲気です。


O課長のブログ



思いがけなく長居をしてしまい、この時点で゜2時を回っていました。


えーん、三室戸寺には間に合わないよ。。(´д`lll)


ひらめき電球そこで、次はまったく予定になかった三井寺に目標を変えました。


この頃から雨が降り始めています。



石山寺から京阪電車で三井寺駅下車、徒歩約10分。


三井寺の仁王門前。

あれ、仁王門は修復工事中でした。



O課長のブログ



金堂(国宝)本尊は弥勒菩薩

O課長のブログ

なんと優美な建物でしょうか。

反り返っている檜皮葺の屋根がかっこいいです。

エッヘンと自慢げなおヒゲみたい。

金堂にはたくさんの仏様がいらっしゃいました。


こちらは境内におられます衆宝観音様

この観音様を信仰すると財宝がたまる?んだそうですよ。


O課長のブログ


三井寺の中にある五別所の一つの微妙寺。


O課長のブログ

この日は本尊、十一面観音様のご開帳日でした。

身長80センチくらいの像ですが、なかなか貫禄のある観音様でした。




O課長のブログ

三重塔




O課長のブログ

西国三十三 第14番 長等山 園城寺(三井寺) 観音堂
O課長のブログ


結果的には、岩間寺→石山寺→三井寺のコースは正解でした。

そして、ここで決心します。


西国ではバスツアーを利用するのはやめよう、と。


先に行ったお寺でバスツアーの方たちを何度か見かけました。

時間に追われて、次へ次へと移動する。

料金的にはお得だけど、どうも性にあわない気がします。


時間もお金もかかるけど、自分で計画して行こう。


そんなことを思いながら、雨の中を歩いていました。






おまけ


さてさて、こちらのキャラクターは、びわ湖名刹百八霊場の公式キャラクターの


かけるくん、めぐるくんです!


ちょっと困った顔のめぐるくんがかわいいです!



O課長のブログ


びわ湖名刹百八霊場めぐりは、この二人が案内してくれるそうですよ!



岩間寺から、数日後になりますが、再び近江八幡に舞い戻りました。


台風が近づいていることもあり、まだ天気の良いうちに長命寺に行こうと思いました。


近江八幡駅からバスで約25分。「長命寺」でバスを降りてすぐ、左に行くとお寺の

駐車場まで行く車道があります。


やはり、ここは右へ。


名物の赤こんにゃくなどお土産を売っている店の前を通り過ぎると

808段の石段が現れます。




O課長のブログ

健康長寿を願って、登りまーす。

一つ一つの石段の高さがけっこうあります。

もも上げがつらいです。


ちょっと立ち止まるとヤブ蚊の餌食になりますので注意。



O課長のブログ O課長のブログ

O課長のブログ


山のお寺には必ず古い石垣がありますね。

落石で危ないみたいですが・・・



石段を8割くらい登ったところに、駐車場があります。

車で来た人はここから100段ほど登ればOKです。


O課長のブログ

カメさん、ではなくて中国の伝説の生き物の「贔屓」さんです。

重いものを負うことが好きなんだそうです。

「贔屓」は今でも応援、愛護という意味で使われていますね。



やっとこさ長命寺の山門に着きました。

冠木門ですね。

O課長のブログ


O課長のブログ
西国三十三 第31番 姨綺耶山 長命寺

本尊 千手・十一面・聖観音三尊

こちらも開祖は聖徳太子。



苦労して高いところに登れば、絶景が待っています。

O課長のブログ O課長のブログ


O課長のブログ
三重の塔

大日如来さんがいらっしゃるようです。



参拝後、再び石段を降りて近江八幡駅方面のバスに乗り、

大杉町で降りました。バスは1時間に3本ほど運行されています。


ここは日牟禮八幡宮や八幡堀、八幡山ロープウェイ乗り場があり、

観光客で賑わっています。



O課長のブログ
日牟禮八幡宮


結婚式が挙行されていました。

白無垢のお嫁さんがおでましです。

ここから、すぐの八幡山ロープウェイで八幡山に登りました。



O課長のブログ
4分ほどで頂上駅です。


八幡山(標高約271m)は豊臣秀次が築いた八幡山城跡です。

現在は、頂上の本丸跡に、村雲御所瑞龍寺が建っています。

北の丸、西の丸跡などもあり、近江八幡市街や琵琶湖の

絶景を眺めることができます。




石垣は…残った。

O課長のブログ




O課長のブログ
村雲御所瑞龍寺


1596年(文禄5年)、豊臣秀次の生母(秀吉の姉)が、秀次の菩提を弔うため、

後陽成天皇から瑞龍寺の寺号と京都村雲の地に賜り創建された。

昭和36年に京都よりこの八幡山へ主要建物が移築された。


近江湖東二十七名刹霊場の看板です。この霊場は回ってみたいですね。

既に戴いた、石馬寺のご朱印も近江湖東27でした。

あら、発願??


瑞龍寺は300円で拝観することができます。

お寺というよりも、お山の上の別荘みたいです。


O課長のブログ


やや、突然、関白秀次公現る。


享年28歳。秀吉に謀反の疑いをかけられ、一度高野山に入るが

切腹の命が下された。

その後、秀次の家族、女人・子供までが三条河原で処刑された。


そんなことを思い出すと、このお屋敷がなんとも寂しく感じました。


O課長のブログ


一番奥の部屋からは琵琶湖が一望できます。



村雲御所を出てから、北の丸・西の丸跡に行きます。

ここからの眺めも最高です。

北の丸から望む安土方面です。

二つある山の右が観音正寺。

左の山の前に色が濃くなって見える小さな山が安土城址です。

手前は近江八幡の水郷。


O課長のブログ


西の丸跡からは、琵琶湖、比叡山方面の景色ですが

ちょっと曇りがちで残念。


O課長のブログ



O課長のブログ
村雲御所内のポスターより拝借。

石垣と紅葉が素敵!

今度は紅葉の時に来よう。


そしてまた、ロープウェイで下界に戻りました。

徒歩で下りると30分くらいかかるようです。


ガイドブックなどでよく見る八幡堀です。

白壁と青い空がいいですね。


O課長のブログ


この日は奮発して、近江牛のステーキ丼を食べました!

美味しかったです。(写真とるの忘れた)


そして、また京都に戻り、貧乏旅行を続けます…