観音正寺の山道を降りて、観音寺口から再びバスに乗り、石馬寺で下車。

さらに徒歩で15分程のところに石馬寺はあります。



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1400年前。 聖徳太子が霊験の地を求めて繖山付近を歩いていたところ

馬が足を止めたので 松の樹に馬を繋いで、山の地形を観察に行った。

聖徳太子が戻ってくると、馬は石と化していた云々、という縁起です。


天台宗の寺でしたが、いくつか転宗をした後、今は臨済宗妙心寺派のお寺です。



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奥へ進むと石段の参道が現れる。

あの真夏のような日差しも差し込まない鬱蒼とした参道を登ります。

まるで空気が違っています。



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階段横にはかわいい石仏。

近江の道では、ほんとうにたくさんの石仏が見られますね。



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ここでも、年代の古い石垣が見られます。

昔は、石馬寺の塔頭や宿坊などがたくさんあったのだといいます。

戦国時代、織田信長の佐々木氏攻めの際の戦禍で伽藍を失いました。



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途中で六所神社へ続く道と別れます。

神社への道はさらに暗くなり、階段も苔むしています。

10分ほど登ると本堂です。


拝観受付の玄関にて呼び鈴を押しました。


「はい、あ、拝観ですか?いいですよ」


若い僧侶が出てきて、収蔵庫と本堂の扉を開けて下さいました。


収蔵庫の真ん中に白目がちの丈六阿弥陀様がデーンと座ってます。

他には、四天王(多聞・広目・持国・増長)、十一面観音2体、大威徳明王

役行者and前鬼、後鬼の像がずらっと並んでいました。



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大威徳明王


足を折って、横を向く牛がいいですね。

東寺の仏様とほぼ同じ大きさで迫力あります。

役行者像もすばらしいものでした。全て重要文化財です。

正直びっくりしました。来て良かったです。


そして、お礼を言って帰ろうと声をかけましたら、


あ、お茶でも飲んでいって下さい、

遠方から来た人には特別に お庭を見ながら縁側でどうぞ。



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拝観受付をして下さった若い僧侶は、ここ石馬寺のれっきとしたご住職でした。

いやぁ、恐れ入りました。


石馬寺のご住職になって3年、現在31歳だそうです。

京都の天竜寺で修行し、初めて石馬寺に来たときから、

ここがとても気に入ってしまったそうです。


もともとは関東地方の生まれだったこと。仏門に入ることは反対があったこと。

お寺での暮らしの様子など、いろいろなお話を聞きました。


最後に一つ、お伺いしました。


「本堂のお前立ち様の後ろはどなたがお入りなんですか?」


「あ、あれは聖観音さんですね」


「開けないんですか?」


「いやあー、あれは先代の住職からも・・」


「開けましょうよ( ̄∇ ̄+) 」


「わっはっはっ」


命知らずなことを言ってしまいました。


やはりだめなようです。



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この境内は、ご住職が大好きな景色だそうです。

あと、一か月もたつと赤く染まり始め、さぞ素敵でしょうね。


石馬寺は、近江に来たときには必ず寄りたいお寺になりました。



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