法性寺を出てから同聚院に行きました。

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十と万をつけて一字で十万不動と呼ばれています。
十万(じゅうまん)とする説と、土と力という説があるようですが、
この十万と書いた屋守護の符を門戸に貼ると火災や疫病を除くとのこと。

御朱印も十万不動です。
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現在、同聚院にいらっしゃるお不動様は、
藤原道長が法性寺に建てた五大堂の中尊だったと言われています。

五大堂と言うからには五大明王が揃っていたのでしょうか?

この大きさから想像すると、わくわくしますね。


こちらが同聚院のお不動様です。
定朝の父、康尚の作と言われています。

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このお不動様はなんとなく優美な感じがします。

頭には帯冠を戴き、髪は女性のような繊細なストレートヘアで
毛先は軽くウエーブまでかかっています。

この柔らかな手の表現はどうでしょう。

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でも不動明王としての威厳はちゃんと保っていますね。


さて、ここで不動明王較べをしてみたいと思います。

こちらは東寺・講堂のお不動様です。
チーム立体マンダラーズの4番打者?

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さすがっ、コワイ(; ̄O ̄)



で、こちらが鎌倉時代、常楽寺のお不動様です。
ヘアはくるくるになってしまいました。

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金沢文庫にいらしたとき、

飲みに行こうよ!と

思わず誘ってしまった愛嬌のあるお不動様です。


もうひと方、ご紹介します。

大阪は観心寺の不動様。
南北朝時代のお生まれです。

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オールバックのヘアに、頭の上には如意宝珠を乗せています。
辮髪は何カ所かで縛ってとてもオシャレです。

観心寺にはまだ行ったことがありません。
有名な如意輪観音様はじめ、たくさん良い仏様がおられるようですね。

ぜひ訪れたいお寺の一つです。


それぞれ個性的なお不動様ですが、どうでしょうか。

どなたがお好みですか?






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先日、行って参りました奈良・京都旅行からです。

何から書こうと考えましたが、やはりこの旅行の第一目的であった、
法性寺の特別拝観です。

法性寺は924年、藤原忠平によって建立された藤原家の氏寺です。

忠平の八代の孫、忠通が42歳の厄年のときに大病を患い、
観音様にお祈りしたところ忽ち回復したので「厄除け観音」として信仰を集め、
当時の法性寺は東福寺の五倍の寺域があったといいます。

しかしその後、忠通の曾孫にあたる九条道家が禅寺の
東福寺を建てたことにより衰退してしまいます。

ある本に法性寺についてのこんな話を読みました。


江戸時代には法性寺は東福寺に年貢を納めていたそうです。

ある日「法性寺から年貢を持ってまいりました」と言うと、

「観音堂から持ってまいりました」
と、言い直すように言われたそうです。

言われたほうも意固地になって
「いいえ、法性寺」です。

と言い返すそうです。

法性寺は、小さくなってもかつての栄華の誇りを忘れていないお寺だったのです。


今回の特別拝観で初めて仏間?に上がらせていただきましたが、
御本尊の左に丈六座像の薬師如来様、不動明王様が坐しました。

薬師如来様は元来、法性寺の御本尊。
不動明王様は法性寺内にあった五大堂の中尊でした。

現在でも、不動明王は同聚院に、薬師様は極楽寺におられます。

法性寺の仏間に坐したのは、これらの仏様の模刻で、昭和の新しい仏様ですが、あと何百年か経てば国宝指定になりそうな仏様だと思います。

この仏様達に戻って来てもらいたいというご住職の願いだったのでしょう。

法性寺で頂いた朝日新聞の別刷りによると、ご住職の名前が変わっていますので、この特別公開も代替わりしたせいかもしれませんね。



前置きが長くなりました。

肝心の千手観音様ですが、桜の一木造りで1メートルちょっとの小さなお像です。
左右の耳の後ろに菩薩面と忿怒面をつけて、頭上には24面をつけています。


いざ拝観!

並んだ順番が良くて観音様に向かって最前列のど真ん中を確保しました。

うーん。確かにおられるのですが…

お厨子に入ってらっしゃいますし、
逆光の写真を見ているような感じで目鼻立ちなどはよく見えません(・_・;

写真でみる限りでは、少しぽっちゃりめのお顔に切れ長の目です。

よく見ると千手の持物を持つ指もぽっちゃりとしています。

合掌する手は指先が離れています。
これも子どもの手です。

異国風な方なのかと思いましたが、42歳の厄払いをしたと思えないような可愛いらしい観音様でした。

拝観はボランティアの学生さんの説明のあとに5分間の自由拝観です。

Gさんのお言葉を借りれば、まさにオーディエンス( ̄◇ ̄;)

観音様に殺到するおじさん達!

最前列にいた私は、そそくさと丈六のお不動様の前に避難しました。

うん。これは同聚院に行くしかない。

と、この後、同聚院へ向かいました。


ちなみに法性寺は洛陽三十三観音の第21番札所です。

御朱印は書き置きでした。
これを専用の御朱印帳に貼るのはとりあえず保留にしておこうかな(^_^;)

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無事に帰りの新幹線に乗っています。

今日は一日中の雨で、荷物も体もふやけているような気がします。

初日にも少し雨に降られましたが
今日は散々でした。

今回は一日目は

壺阪寺

岡寺

長谷寺

と、西国三十三観音霊場を回りました。

二日目は

奈良興福寺の北円堂のご開扉と
奈良博の貞慶展に行ったのち京都入りし、

鞍馬寺から貴船神社まで歩いて

帰りに大原に立ち寄り、宝泉院の夜間拝観に行きました。


3日目の今日は、

退耕庵

法性寺

同聚院

東福寺

六道珍皇寺

六波羅蜜寺

壇王法林寺

清涼寺

宝厳院

夜間拝観で、青蓮院と高台寺に行ってきました。


今、足がじんじんいってます(>_<)

これらのことも少しずつ書きたいと思います。


明日からお休みでお出かけの方は、気をつけていってらして下さいね。

いまどきはお天気が良くなるとあっちいですから…

なうや、ブログにコメントくださいましてありがとうございました。

私の連休ほまだ少し残っていますので
ゆっくり休みながら
今度は応援にまわらせていただきます。


宝泉院ライトアップより

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