ここ数日、暑いとさえ感じる気温です。
GWということで今日から連休の方も多いかと思います。

さてGW。

テレビではお天気もよく行楽日和だと!!


そうかそうか、日頃の行いの賜物よねー

週間天気予報はGWでの目的地、和歌山県橋本付近。


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うっほ。
あらステキ。
いいじゃなーい( ̄▽ ̄)


で、次の日は?



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は?

なぜか雨マーク雨雨

経験上、山の麓で雨の予報なら…



山の上は高確率で雨なのよ!!


ほ?

てことはお大師様のお出かけは

雨天中止となり

奥之院御廟でお会いできるってことですか?


ふふっ。

勝手にそう思ったらちょっと嬉しくなりました。

いつも通りにいそいそと雨具を仕込んで…

山内では昼食に食いっぱぐれるとの情報も
お聞きしましたので非常食持参も怠りなく。

GWの後半、雨模様…かもしれない
お大師さまのお山へ行って参ります。

同じ時期に行かれる方には
ほんと、すみません…くもり雨


昨年の秋のことでございます。

今さらなのは承知の助ですが、
高野山1200年ですし、弘法大師の話題なのでご容赦下さい。

2014年の11月初旬に若狭小浜から夜間移動をしまして京都で一泊。
翌朝は高雄の神護寺へ行きました。

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紅葉が色づき始めています。

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金堂でおっかない薬師様にご挨拶してから
大師堂へ行きました。
イタボリな弘法大師様が公開中でした。

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アップしましょ。

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鎌倉時代作でしょうか。

実際に拝観しますと、艶っぽい感じの弘法大師様です。

参考ですが、こちらはサントリー美術館の
「高野山の名宝」展に
いらっしゃった金剛峰寺の萬日大師様です。

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そして高野山三宝院の北面大師さま。

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弘法大師様はなんとなく…
いや、かなりなまめかしいです。
入定後もまだ生きてらっしゃる、というのも
あり得るかも、と思ってしまいます。

高野山奥の院でお大師様にお会いできるでしょうか。
どこかで、お大師様は雨の日は奥の院にいらっしゃる
と、聞いたような気がします。


なに?雨の日
これはチャンスです。


雨女が行けば会える確率は高いでしょう( ̄▽ ̄)

とか言って…

もしGWが雨だったらすみません。

しかし

てことは、お大師様は晴れの日は
お出かけなんですかね(・・?)


また話が逸れました…


大師堂で板彫り大師様を拝観していましたらお坊さま?
らしき拝観客が入ってこられて隣に座りました。

そして、
これはこれはー、お大師様。
と言って般若心経を唱え始めました。

良いお声での般若心経を聞きながら
一緒に手を合わせて
なんとも清々しい気持ちになったのを思い出します。
お寺ではこういう、ちょっとラッキーo(^_^)o
なことが多々あります。

雨には降られますが(T_T)


高雄は色づき始めの紅葉がとても綺麗でしたので、
西明寺、高山寺を歩いて回りました。

そして、金色に輝くこの一枚。

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何年か前、京都の長講堂の御朱印の中に
「自然徳風」というのがありました。

最近はこの言葉がとても気に入ってます。

簡単に言えば、極楽の余り風。

暑い日に木陰などの下で休んでいると
爽やかな風が通り抜けることがあります。
ふっと生気を取り戻すような瞬間。

極楽から余った風が少し地上に吹いて
人の心を和ませる。

ということを表した言葉です。
余ったものを少しいただく、という謙虚さがいいです。

その時の季節の風、涼しくて心地よい風。
或いは、冷たくて震えるような風も
仏様の説法である、とか。

そんな自然の風を感じる旅がしたいなあ
と、思うこの頃です。








大変お久しぶりです。
今、仕事がゴタゴタとしてまして
なかなかブログに手がつかない状況です。

しかし、今年のGWには高野山へ訪れるべく準備はしています。
そんな気分を盛り上げようと、日本橋にあります
「奈良まほろば館」で先週と今週二つの講義を聴いてきました。

一つは、「高野山三宝院住職法話」。
こちらは今、まほろば館で展示されている
永坂嘉光さんの写真集のPRも兼ねていました。
その写真集の中でもメイン的に扱われている三宝院の
北面大師様です。

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鎌倉時代の作で、ちゃんと調査がされていないので
定かではありませんが運慶工房の作ではないかと
言われているそうです。
こちらは三宝院に泊まらないと拝観できません。

写真集はA3サイズで重さ4キロ。
お値段は54000円です。

買えません( ̄◇ ̄;)

まほろば館では3月24日まで写真展が開催されており、
写真集も手にとって見ることができます。
めずらしい天川弁財天の秘仏も収められています。
あまり日にちがありませんが興味がある方はまほろば館に
立ち寄られてみてはいかがでしょうか。


そしてもう一つの講義が海龍王寺住職・石川重元師による
見て感じる「ボク宝、マイ文」のススメです。
演題はみうらさんとのコラボっぽいですが、
内容は海龍王寺の初代の僧侶、玄肪さんの話でした。

玄肪は法相宗の僧で遣唐使として唐から
経典や仏像などを持ち帰り活躍しますが
後に朝廷にも深く関わり過ぎたためか
太宰府の観世音寺に左遷されてしまいます。
結局、玄肪は九州で亡くなるのですが、続日本記では
藤原広嗣の怨霊に殺されたことになっていて、
後々の書物ではその話が盛りに盛られてすごいことになっています。

玄肪は空から伸びてきた手に首をつかまれて
八裂きにされたといいます。
八裂きになった玄肪さんの体の一部は奈良のあちこちに
落ちて来たと言われその伝承がある場所や地名が多く残っている、
というお話でした。

まず、玄肪の頭を埋葬したとも伝わる高畑町の頭塔があります。

眉と目の部分は大豆山町に。
大豆山町はもともと「まめやままち」で
まゆめまちが進化したらしいということ。

胴体が落ちた場所には、胴塚弁財天という小さなお社が
残っているそうです。

二の腕(肘)が落ちた所は京終駅付近の
肘塚町という地名があります。

マラ塚古墳というのもあります。

えっ、そんなものも落ちたの( ̄◇ ̄;)


石川住職が現地を訪れた写真とともに
楽しくお話しして下さいました。

二度、三度と訪れる奈良で、
「景色、仏像、建造物、店舗、施設、人物」など、
皆さんの新たな「ボク宝、マイ文」を見つけて下さい。
という〆でした。



そして石川ご住職からのお土産。


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大きなポスターです。
レアで嬉しいんですが、貼る場所ないなぁ…



お水取りも終わって奈良にも春が訪れますね。

暑さ寒さも彼岸まで。

よく言われることわざですが、奈良では違うそうです。


暑さ寒さも彼岸まで、まだあるわいな一切経。

と続くそうです。

これは4月8日に白毫寺で一切経の法要があり、
この日まではまだ寒の戻りがあるから用心してねー
ということだそうです。

もうすぐお彼岸ですが、
まだあるわいな一切経。

どうか体調に気をつけてお過ごし下さい。