おはようございます。
いつもありがとうございます。
先日お話しました「低気温限界」、理由はわかりましたか?
今日はその理由を説明しましょう。
まずはこの図を見てください。
飛行機の高度計は、「気圧高度計」だというお話をしましたね。
地上の気圧を高度計に補正すると、実際の高度=気圧高度が求められるというものです。
しかし「気柱」という言葉があります。
・温かい空気は膨張している
・冷たい空気は凝縮している
という原則があって、上図のAverageにいる飛行機が実際に10000feetで飛行しているとしても、仮に気温が50℃近いとすると表示上は10000feetでも実際にはもっと高い高度を飛んでいます。
逆に-20℃とかだと、実際は10000feetよりずっと低い高度を飛行していることになるんです。
イメージはつきましたか?
つまり、先日説明した「低気温限界」の話に適用すると・・・
どれだけ地上気圧に補正していても、「気柱」が縮んでいる低気温状態では実際の高度(外から見た高度)が気圧高度計が指す高度より低くなってしまうんです。
障害物との安全間隔が確保できなくなるので、「低気温限界」が設定されている、という理由がおわかりいただけたでしょうか?
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