おはようございます。

 

いつもありがとうございます!

 

航空身体検査についてお話しています。

 

今日はその検査項目について少しお話したいと思います。

 

航空身体検査マニュアル」というものが国土交通省航空局より発行されていて、これに沿った検査が行われます。

 

 

 

 

全59ページにも及ぶ膨大な資料ですが、私達も把握しきれないため会社には健康管理担当者がいて、また航空身体検査の指定病院があって、何かあればその方々に確認することになっています。

 

例えば、花粉症なので薬を使いたいと言っても、会社や指定病院に確認を取って、「この薬は承認されていないので飲めません」ということもあります。

 

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: pexels-photo-3873209.jpeg

 

さて、航空身体検査で特徴的なものといえば・・・

 

 

 

視野検査といって、片目ずつどこまで見えているかを判定する機械を使っての視野の測定をしたり、平衡感覚の検査、そして精神疾患や薬物、アルコール依存などを確認するために精神科医による面談、などが挙げられます。

 

 

これを聞いて、羽田沖の日本航空墜落事故を思い出される方も多いのではないでしょうか?統合失調症の機長による人為的な事故でしたが、他にも最近ではジャーマンウィングスの墜落事故でも精神的な不安定さが不幸な事態を引き起こしたことがありました。

 

パイロットは人の命を預かって飛行機を操縦しているわけですから、身体的にも精神的にも安定していなければなりません。

 

 

病気になったり、手術をしたりすると何ヶ月もフライトできない期間が設けられます。それらは全て、パイロットとして仕事をする限り避けて通れない道なんです。

 

日々健康に気をつけながら、ストレスを発散しながら頑張っています。

 

ちなみに私のストレス発散は、山に登ることと、車が好きなのでドライブをしたり車をメンテナンスすることです。お酒が全く飲めない(強くない)体質なんですが、今の時代にはちょうど合っているのかもしれませんウインク

 

Hide