アルゼンチンが生んだその名も「クンビアの息子」、デジタル・クンビアの傑作盤! | moreブログ

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アルゼンチンはブエノスアイレス生まれのDJ/プロデューサー、エミリアーノ・ゴメスによるデジタル・クンビアのソロ・プロジェクト



EL HIJO DE LA CUMBIA

の世界デビュー作となったロングセラーアルバム
『FREESTYLE DE RITMOS…』
が、これからの季節に向けて気持ち良い!




プロジェクト名のEL HIJO DE LA CUMBIAは、「クンビアの息子」という意味。

そもそもクンビアって、なに?

クンビアの発祥の地は、コロンビアのカリブ海沿岸地域。
もともとは西アフリカから連れてこられた黒人奴隷が持ち込んだ“クンベ(Cumbe)”というダン、リズムがルーツとされてます。
それがやヨーロッパの文化と融合しながら、カリブ海沿岸地域特有のアフリカ系ダンスミュージック、リズムと広まったものがクンビアと呼ばれていますね!

クンビアの音楽的特徴は、マンボやルンバなどの他のラテン音楽とは違ってシンプルとも言えるビートのリズムにあります。
それをアルゼンチンのアーティストたちが、クラブのサウンド・システムを通してデジタル化していったのが“デジタル・クンビア”と言われるサウンドなのです!

その総本山ともいえるクラブ・イヴェントZIZEKを母体とするレーベルZZK RECORDSのコンピがデジタル・クンビア”を知るには打ってつけでしょうかね?↓



このレゲエにも相通じる2拍子のビートを基調としたダンス・ミュージックが、2000年代後半にクラブ・シーンを席巻。

そんな中、2011年にリリースされたのがEL HIJO DE LA CUMBIAの『FREESTYLE DE RITMOS…』

ズンドコとした、ちょっとイナタいビートとサイケデリアの色彩が強い意匠と飛び道具的なエレクトロニックサウンドの仕掛けを施した奇天烈でエッジーなダンス・ミュージック!



クラブ・ミュージック好きやワールドミュージックのリスナーの枠を超えて、楽しめるアルバムです!

EL HIJO DE LA CUMBIAの『FREESTYLE DE RITMOS…』はコチラ