【スパイク・ジョーンズ】が描くロボット純愛ストーリー「I'M HERE」 | moreブログ

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今回は、あの奇才映像監督スパイク・ジョーンズ初の純愛ラブロマンスDVD

「アイム・ヒア」のご紹介!!


「THERE ARE MANY OF US」
A COMPANION TO THE SHORT FILM "I'M HERE" BY
SPIKE JONZE


2010 年にサンダンス映画祭やベルリン映画祭でショート・ムービーとして上映。
胸が熱くなるようなピュアなラブ・ストーリーであるものの、奇才と呼ばれるスパイク監督が
描いたラブ・ストーリーなだけに、“やはり” といわざるを得ない独特な表現で「愛」が描かれている。スパイク自身が「とにかく作りたいもの」を描くべく、ストーリーや構成、制作チームにおいても
徹底的にこだわり抜いた一作。

映画の舞台は近未来のロサンゼルス。
ロボット・デザイナーと共に制作された“ロボット”が主人公という一見SFのようなイメージを
想像させる設定。だが、スパイクはこの作品で、純粋さと自己犠牲愛といった動物的なメンタリティーの
側面を描写し、そして冷たい鉄のロボットをメイン設定としながらも、いのち・こころを感じさせる
ストーリーを展開。ロボットを通して人間本来の姿、純愛を表現している。


ここで見ることができる“愛のお話” には決して純真無垢でハッピーなだけじゃないメッセージが
ちりばめられ、通常哀しく見えるような最後にも深い希望がわいてくるという、スパイクらしい深みある作品となっている。

観終わった瞬間、多くのことを考えさせられるてしまう深い作品。




そしてこの映画の製作に関する情報と写真を収めた本、サウンドトラックCD、映画本編と特典映像を収録したDVDの3点がセットになって発売中です!!


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やはり、スパイク・ジョーンズ!注目はサントラの良さ!
劇中にも登場する「The Lost Trees」はスパイクの呼びかけにより結成された架空のバンドで、
サントラ版の主題歌「There Are Many of Us」にはヤー・ヤー・ヤーズのニック・ジナー、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーも参加し、作品世界に深みを与えている。
「ANIMAL COLLECTIVE」「GIRLS」と抜群のセンス!
サントラだけでも、とんでもない内容になっております!。


この作品は昨年末、日本で世界初のスクリーン上映され絶賛を浴びました。

そこで同時上映されたのは、『みんなのしらないセンダック』

こちらは、20世紀最大の傑作と称され、スパイク自身が実写版の監督を務めた
絵本「かいじゅうたちのいるところ」の作家モーリス・センダックを追ったドキュメンタリー。




こちらのサントラも抜群でしたね!


「奇才」が描き出すロボットの純愛ストーリーを、映像と音で堪能してみては?