2011年、まさに激動の年になりました。
その中でも「音楽」と真剣に向き合う1年。
多くの音楽似出会い、そして「音楽」に助けられた1年でもありました。
「more records」がオープンして、今まで以上に出会える素晴らしい音楽たち。
それ以上に多くのアーティスト、関係者、お客様と繋がっていく事に喜びを、感謝を、そして「音楽」の凄さを
改めて実感する大きな年となりました。
そんな2011年、特に聴いた5枚を私的にご紹介です!
まずはこちら!
NETWORKS 「white sky」
2011年の夏フェスでざわついた、大阪アンダーグラウンドの渦を経て2011年に
東京で再構築され、巧緻な騙し絵のごとき洗練されて一気に名前を轟かせたNETWORKS!!
シンセ&シンセベース、無限に繁殖するガットギター、絡み合う変拍子に太いドラムはまさにニュータイプ!!
大阪にて伝説の大所帯バンド、威呂波やnaam’のメンバーだった3人が都内で再会して結成。
その経歴から得てきた確かな技術とセンスは半端ない!とにかくライブは圧巻で中毒者続出の模様。
NETWORKS "Ab-rah"
Modeselektor 「Monkeytown」
トム・ヨーク参加とか前作が云々は抜きにして、とにかく低音が好み!!
ゲアノット・ブロンザートとセバスチャン・シャーリーの2人によってベルリンで結成され、テクノやダブステップ、ヒップホップなどを
ミクスチャーしたサウンドで世界的な評価を獲得しているクラブ・シーンの俊英。
でもトム・ヨークが参加したことでロック・ファンからも注目を集めた前作より今作は遊んでる気が・・・。
PVT、アンチポップ・コンソーティアム、ミス・プラチナ、バスドライバーほか参加と豪華!
Modeselektor feat. Thom Yorke "Shipwreck"
HIGH PLACES 「Original Colors」
前作「HIGH PLACES VS MANKIND」のサイケデリック感を更にシャープにした印象の新作は、
映像の雰囲気に重なりスタイリッシュに!初期から垣間見えたアシッド~フリー・フォーク~トライバル的なエッセン スはやや後退。
逆に90年代初頭のUKインディー・シーン…マンチェ…スクリーマデリカ!の臭いがプンプン。
テンション上がった1枚!
High Places - Sophia
SBTRKT 「SBTRKT」
フジロックフェスティバル'11にも出演した覆面ダンス・プロデューサー、SBTRKT。
あらゆるダンスミュージックのエレメンツを抜群のさじ加減でネクスト・レベルへと昇華させるセンスは抜群!
「Diplo」や「Switch」らにも絶賛されるのもわかります。
ジャイルス・ピーターソンがいち早くSBTRKTの才能に目を付け、ホストを務めるBBCラジオの番組"Worldwide"に
ゲスト出演させ脚光を浴びるなど各ジャンルからの注目度高し。また、トム・ヨークが絡みましたが偶然です・・・。
SBTRKT - "Wildfire"
marble sounds 「Nice Is Good」
そして、年末に飛び込んできた「Marble Sounds」。
もうPVを見た瞬間にトリコになってしまいました!
西ヨーロッパ、ベルギーの繊細で芸術的気質が創り出す、優美な音の層、どこかほろ苦く
切ないメロディー。映像も相まって創り出す世界は、素敵!の一言。
Marble Sounds - The Time To Sleep
そして番外で、すでに2012年の気になってしょうがないアーティストを!
「LANA DEL REY」
この「VIDEO GAME」のPVがYoutubeで火が付き「Youtubeの歌姫」と騒がれいる彼女。この声、この声にして24歳・・・。
ピッチフォークを始め、海外ウェブサイトやブログで話題になり9カ国での1位を含む世界19カ国のiTunesでTOP10入りを果たした
彼女が来年初頭にアルバムデビューが決定!他の曲も素晴らしく期待度大ですよ~!!皆様是非!!
LANA DEL REY-VIDEO GAMES
来年、2012年も沢山の「音楽」に出会えますように!
by tak