現地時間9月14日の深夜1時半すぎ。


事前に申し込んでおいた、現地日系ツアー会社のツアーで、
マウナケア山頂の星空と日の出観賞へ出掛けて参りました流れ星


ここで注意注意


標高4,205mのマウナケア山は頂上まで自家用車で行くことはできます。


が、道路はあるものの、全く舗装されていない悪路の急斜面を進むため、

4WD限定です!リムジン後ろリムジン前


さらに、照明の類はもちろん一切ないため、夜間の通行は旅行者にはまず無理。
さらには、高山病の恐れもあって大変危険なため、
個人で夜間に山頂へアタックするのは絶対にやめたほうがいいです注意


なので、我々のレンタカーも4WDではありましたが、敢えてツアーに参加した次第。


まずは、高山に身体を慣らすため、
標高2,800m地点にある、

Onizuka Visitor Center

で星空観測流れ星


(個人で山頂へ行く際も、こちらで1時間ほど休憩することが奨励されています。
マジ高山ナメんなよって話。)


ハワイ島・コナ出身で、1986年のスペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故で亡くなられた日系アメリカ人、オニヅカ大佐を称えて命名された施設です。


沿岸部とおよそ17℃の気温差があるため、南国ハワイやしの木でもこの地点では気温が約10℃。


気分は真冬❄


でも、街灯もかなり制限されている上、空気も澄んでいるため、
今まで見たことのない満天の星空星

中央下でひときわ輝くのは、
おおいぬ座のシリウス。


上部で輝くのはオリオン座。

オリオンのベルトから垂れている腰刀は、通常日本ではなかなか見えないのです。


ガイドさんの高性能天体望遠鏡を使った説明を聞きながら星空観測。


はるか遠くに赤く燃えるのは、現在も活発に火山活動を続けている、
キラウエア火山。


…なお、営業時間外のオニヅカ・ビジター・センターの御手洗いは、外に置かれた簡易トイレなので、
ポケットティッシュとウェットティッシュは必須です注意


そして、6時の日の出を目指し、1時間ほど前に出発。
ビジターセンターから山頂までは、およそ30分。


山頂には、世界各国の11棟の天文台があります。

写真左の筒状の建物が、日本が世界に誇る最先端技術を詰め込んだ、
すばる天文台です。


後日、訪問するので、また記述します。


山頂は更に気温が下がって、


ほぼほぼ零度❄


ツアー会社の貸してくれる防寒着がないとマジ無理チーン


ここは真冬のスキー場か。


ヤシの木、どこ…チーン


マウナケア山の本当の山頂はこちら、

徒歩でしか行けない、あの岩の上。
ハワイの原住民が信仰する神様がお住まいということで、さすがにここへは車で行けません。


寒さに震えながら、朝日を待つこと10分ちょい。

ご来光。


ひときわパワーがあるというマウナケアのサンライズ太陽
有り難いその力を、ひときわ色々と力の弱い夫が身体に浴びます(笑)。

「みんな、オラに力をーーー!」


…まさに、他力本願(笑)。


さて、朝日を浴びて力をいただいたところで下山します。

珍しい、彩雲(さいうん)なる現象が見られました。
山頂を乗り越えていく雲が虹色に光っていました。


ホテルへ帰ったのは午前8時。
朝食をとってから仮眠したのでした。


11年前にペルーに行ったとき、
あまりの酸素の薄さに連日頭痛に悩まされていましたが、
(クスコとかチチカカ湖とか)
今回は比較的大丈夫でした☆


日本ではなかなか体験できない、
貴重な美しい体験をすることができましたキラキラ