彼女のご両親とうちの話 | Moratoriumer´

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今日も波に揺られて海を漂う。

昨日

一昨日

一昨昨日

・・・三日連続お邪魔しちゃった。

昨日

彼女のあきの実家。

ずっと書きたいと思っていたんだけど

忙しすぎて一度も書けなかった

あきの両親とうちの話。

カミングアウトをあきがして以来

時間が合うときは一緒にあきの実家に行くようになった。

そして

ご飯を頂いたり

手作りケーキを頂いたり

課題をしたり

本や新聞や雑誌を読んだり。

何かを一緒にするわけではない。

せっかくいるのだから

一緒にご飯を食べなきゃとか

おしゃべりしなきゃとか

この場にいなきゃとか

そういう共同を求めるわけでも

求められるわけでもない。

一緒にいるだけでいいし

かといって一緒にいなくてもいい。

いたいときにいたいところにいるだけ。

あきの実家は不思議なほど落ち着けて

守られた時間や空間を感じる。

時計の針が何を刻んでいるのだろうと

不思議に思うこともあるし

窓の外でせわしなく動く車や人を見て

疑問が浮かぶこともある。

その不思議な時間の流れや空間は間違いなく

あきの両親が作り出すもの

あるいは築きあげてきたもので

うち自身が感じてきた外界にある

あらゆる責任や義務や制度や価値観から解放してくれる。

本当に大切なものを大切にしている

あったかくて

あんしんできて

しあわせな場所。

娘の人生のパートナーが同性であることなど

少しも問題として感じる様子がなく

うち自身も感じさせられることがない

不思議な素敵なご両親。

振り返ってみれば

あきが両親にカミングアウトしたことで大きく変化したのは

うちとあきだけなのかもしれない。

あきと出会えて良かったと思うように

あきのご両親とも出会えて良かったと思う。

あきをすごい人だと思ってきたが

あきのご両親もものすごい人だと思うここ最近。

それはあきの話から何度も耳で感じてきていたものの

それをようやく自分の心で感じられるようになった気がする。

色々なものに追われる世の中。

大切なものを見失わず

あきとともに生きていきたいと思う。

そしてそんな自分たちの時間や空間を

作っていけたらと思う。

あきのご両親からうちが学んだ

大切なこと。

そうそう

昨日はお持ち帰りで手作りぎょうざを頂きました。

その夜早速あきがぎょうざの入った鍋を作ってくれました。

ぎょうざ鍋

素材の味がいかされていて

優しい味と食感で

本当においしかった。

ごちそうさまでっす!


あきのお母さん、お父さん、いつもありがとうございます。↓
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